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14億の人口を擁する中国で年中果物が食べられる理由は?
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· 2019-08-15 · ソース:人民網 |
タグ: 果物;農業;社会 | 印刷 |
13万2千平方メートルの土地が開墾され、果樹園とスイカなどの果物畑になった。この広さは、福建省の面積に相当する。
この果樹園・果物畑では、LEDライトが光を補い、開花を促進する。こうしたさまざまな新技術の絶え間ない応用により、生産量の拡大が加速されている。
そして、多数の農民と技術者が懸命に働いている。果物産業の従事者数は、多くの国の総人口を上回っている。
2018年、中国の農民と技術者は、世界の総生産量の31.4%にあたる2億5千万トンの果物を生産した。
では、これらの果樹園は、中国の14億の人々の需要をどうやって満足させているのだろう?
「生産高」三大王
① スイカ
スイカはアフリカ原産であるが、適応性が高いことから、中国大陸の南から北に至る各地で生産されるようになった。スイカだけで、中国産果物の総生産高の25%を占めている。
新技術の開発と広範な栽培面積のおかげで、中国の農民は、世界のスイカの約70%を生産するようになった。14億人の一人当たり占有量は50キログラムを上回る。
②柑橘類
柑橘類は、温暖で湿潤な気候のもとで良く育つ。南方での生産量トップを誇る柑橘類は、マンダリン、ミカン、ダイダイ、ブンタンなど極めて多くの種類があり、生産量は中国の果物総生産量の16%を占める。
② リンゴ
北方の生産量トップは、温帯で栽培される果物のリンゴだ。1980年代、全国で「リンゴブーム」が巻き起こり、リンゴの栽培面積・生産量はいずれも急増した。
スイカ・柑橘類・リンゴの「三大果物」の総生産量を合計すると、中国における果物総生産量の56%を占める。だが、これら三種類以外の「その他果物」の生産量も、急速に増加している。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年8月14日
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