6月12日、京張高速鉄道（北京-張家口）最後のレールが中鉄三局のレール敷設機によって清華園トンネルの枕木に敷かれた。精密な調整が行われ、レール幅の誤差はプラスマイナス1ミリ以内となった。中国における鉄道の発展の集大成とも言われ、スマート高速鉄道のモデルプロジェクトでもある京張高速鉄道は、このたび全線開通した。

100年前、京張鉄道の建設により、中国人は自身で鉄道を建設できないとの言葉が打ち破られた。現在、京張高速鉄道はスマート高速鉄道の先駆けとなり、中国の鉄道が「遅れている」状態から「牽引」する役割へと成長したことを証明した。

京張高速鉄道の清華園トンネルでの作業風景（撮影・新華社張晨霖記者）

レールの敷設作業が完了した京張高速鉄道の清華園トンネル（撮影・新華社張晨霖記者）