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中国高速鉄道の発展経験は参考価値がある 世銀報告書
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· 2019-07-09 · ソース:人民網 |
タグ: 高速鉄道;鉄道;経済 | 印刷 |
同報告書は、「長期的で全面的な計画と設計の標準化が中国高速鉄道の成功のカギとなる要因だ」と指摘した上で、「中国の『中長期鉄道網計画』は高速鉄道システムの発展に明確な枠組を与えた。これと同時に設計とプロセスの標準化によって、中国の高速鉄道建設コストは他国の建設コストの約3分の2になった」との見方を示した。
世銀中国・モンゴル・韓国局のマーティン・ライザー局長は、「中国は世界最大の高速鉄道網を建設し、その影響は鉄道業界を遙かに超えて、都市発展モデルの変化、観光業の成長、地域経済成長の促進ももたらした。たくさんの人々が今や過去のどの時期よりも、もっと便利な、もっと確実な方法で移動できるようになった。高速鉄道網の建設は将来の温室ガス排出削減に向けた基礎も打ち立てた」と述べた。
国家統計局がこのほど発表した報告によると、「2018年末現在、中国の鉄道営業キロ数は13万1千キロメートルに達し、1949年末の5倍に増加した。このうち高速鉄道は2万9千キロメートルで、世界の高速鉄道の60%以上を占める」という。
同報告書によれば、「自動車や飛行機と比較すると、中国高速鉄道は1200キロメートル以内の距離であれば競争上の優位性があり、運賃は他国の基本運賃のわずか4分の1だ。これにより高速鉄道はさまざまな所得層の乗客を引きつけることに成功した」という。
また同報告書は、「中国高速鉄道の発展経験は参考にする価値がある。人口の少ない国は路線をじっくり選定し、連結性の改善がもたらす幅広い経済的・社会的効果と財務面での実行可能性とのバランスを取る必要がある」と指摘した。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年7月9日
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