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昼間を無駄に過ごし、夜更かしする「リベンジ夜更かし」は自傷行為
  ·   2019-03-20  ·  ソース:人民網
タグ: 若者;夜更し;社会
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睡眠の質に対する関心を高めることを呼びかけるため「グラウンドで眠る」女子大生たち(撮影・劉湧志)。

現代の若者の多くは、夜更しが身体に悪いことをはっきりと理解しているのに、その習慣を止めないどころか自分の行為に「リベンジ夜更し」という呼び名すら付けている。中国青年報が伝えた。

いわゆる「リベンジ夜更し」とは、昼間の時間を有意義に過ごせなかったり、または満足できなかったため、夜になってからそのマイナス分を取り戻そうとする行為を指し、若い人にとってはごく自然な心理状態かもしれない。「中国医師協会」が発表した報告書「2018年中国90後の青年睡眠指数研究」によると、「90後(1990年代生まれ)」の平均睡眠時間は7時間半となっており、「睡眠不足」と感じている若者は6割を上回った。このうち31.1%は、「遅寝遅起き」のライフスタイルが身についてしまっており、「遅寝早起き」は30.9%、「早寝早起き」は全体の17.5%にとどまった。

「遅寝早起き」は、ますます多くの若者にとって、能動的・受動的な仕事と休息における生活習慣となってしまっている。この背後には、多くの個人的な理由も存在するが、同時に時代的な背景をも鮮やかに反映しているといえる。

現代の生活リズムの下で、個人として理想的な1日のタイムスケジュールといえば、8時間働き、8時間眠り、残りの8時間は娯楽や学習・充電に過ごすという感じだろう。しかし、仕事にほとんどの時間が費やされ、多くの若者の娯楽や学習・充電に対する需要は満たされていないのが現状だ。このような状況から、「夜更し」という現象が引き起こされている。

この問題を解決する鍵は、「昼間」が握っており、2つの点で調整する必要がある。まず、自分自身の時間配分を合理化すること。次に、仕事や学習をめぐる環境を効果的に改善することだ。

多くの若者は、「昼間は学業に人付き合い、仕事のしがらみで忙殺されている。自分自身のために使える時間は、人が寝静まった深夜だけだ」と不平をこぼす。ストレスや焦りが災いの元となっているのは明らかだ。昼間は非常に忙しいように見えるが、実際には、盲目的にそう信じ込んでいるか、そう惑わされており、明確な達成感を得られていないだけという人も少なくない。夜になって、「昼間は無駄に過ごしていしまった」と感じ、「どうしようもない」と嘆き、夜風の如く空虚感にさいなまれる。

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