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中国のウィンタースポーツ参加人口が2億7000万人に
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· 2018-11-23 · ソース: |
タグ: スポーツ;冬季五輪;社会 | 印刷 |
「近くに施設がない」と「時間がない」がハードルに
ウィンタースポーツに参加する目的を見ると、一番多かったのが「娯楽」で88.7%。以下、「健康のため」25.6%、「ストレス解消のため」24.1%と続いた。「付き合いのため」も14.3%あり、3.1%が「おしゃれだから」と答えた。
ただ、「近くにウィンタースポーツ施設がない」や「時間があまりない」というのが、多くの人がウィンタースポーツにあまり参加できない理由になっているのは実に残念であるとしか言いようがない。伝統的にウィンタースポーツが盛んな省では、「時間がないため、あまり参加できない」の割合が47.6%と、「近くに施設がない」の割合43.9%を上回った。一方、西北や華北のその他の省、南方地方の省では、「近くに施設がない」の割合が、「時間があまりない」を上回った。
今年度、ウィンタースポーツ1回当たりにかける時間は平均2.74時間であるのに対して、施設に行くのに片道平均3.01時間かかっており、「近くに施設がない」という現状を反映した調査結果になった。施設に行くのにかかる時間を見ると、中国の南方地方と北方地方では明らかに差があり、伝統的にウィンタースポーツが盛んな省では片道4時間以上の割合が6.8%にとどまったのに対して、西北や華北のその他の省は10.7%、南方地方の省は32.7%に達した。
若者が参加するよう牽引することが必要
調査では、ウィンタースポーツの分野では、若者に大きな可能性があることが分かった。初めてウィンタースポーツに参加した年齢を見ると、83.4%が30歳未満で、うち48.7%が20歳未満だった。
調査によると、ウィンタースポーツ関連の知識を取得する方法は、ほとんどがテレビやインターネットであるものの、試合に対する注目度は低く、メディアを通してそれをよく観戦するとの回答はわずか6.2%だった。また、ウィンタースポーツの試合を実際に観戦しに行ったことがあるとの回答も2.8%にとどまった。22年に北京・河北省張家口市で開催される冬季五輪に関しても、約6割が中国で開催されることを知っているだけで、一部の人は開催される年や場所、中国が得意とする競技などを知らなかった。
それでも、多くの人は北京冬季五輪開催を期待して待っている。統計によると、ほとんどの人がテレビ、インターネットなどのメディアを通してそれを観戦する予定にしているものの、20-30歳の人は試合会場に行って観戦したいとの回答の割合が比較的多かった。20歳以下と40歳以上の人を見ると、テレビ観戦の割合が7割以上だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年11月22日
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