国務院新聞弁公室が7月18日に発表した「チベット高原の生態文明建設状況」白書によると、チベット高原地区は依然として地球上で最もきれいな地区の一つであるとのことだ。 

チベット高原は中国の南西部に位置し、チベット自治区と青海省全土および四川省、雲南省、甘粛省、新疆ウイグル自治区の4省の一部地域からなる。総面積は約260万平方キロメートルに上り、地域の大部分は海抜4000メートルを超える。チベット高原は「世界の屋根」、「世界の第三極」、「アジアの給水塔」とも呼ばれ、希少な野生動物の生息地および高原生物種の遺伝子バンクであり、中国ひいてはアジアにおける重要な生態防護柵であり、中国の生態文明建設の重要な地区の一つである。（新華社発） 

チベット自治区ナクチュ市のタンラ・ユムツォ（撮影・新華社プルブタシ記者）

「望果節」に田圃の周りを歩き、豊作を祈願するチベット自治区ルンツェ県シンバ郷の住民（撮影・新華社プルブタシ記者）