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「チャイナ・ファッション」が「ぜいたく品」に変身! 「中国ブーム」が世界を圧巻
  ·   2018-07-18  ·  ソース:
タグ: 中国ブーム;ファッション;社会
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中国大陸部のスポーツブランド「李寧」が、パリ・ファッション・ウィークで「2019春夏コレクション」を発表、上着にプリントされた漢字ロゴが話題を集めた。漢字はこのところ、国際ファッションの舞台で盛んに取り入れられ、ブームが起こっており、各デザイナーが好んで用いるエレメントとなっている。台湾地区「旺報」の報道を引用して参考消息網が伝えた。

2019春夏パリ・メンズファッション・ウィークにおいて、李寧コレクションのショーは、大陸部ブランドの先導的役割を果たした。コレクションには、「中国李寧」や「体操王子」といった漢字がプリントされたTシャツが非常におしゃれで、最新ファッション界の話題の的となった。まず、ショーの会場にはレトロな要素が溢れており、赤と緑のライトが交互に点滅したデザインが、1990年代の街角にあったバーやディスコを彷彿とさせた。BGMが流れると、会場全体がさらに盛り上がった。

〇目に焼き付く「チャイナテイスト」のパッケージ

多くの外国人にとって、漢字は「図画」のように感じられるようだ。例えば、ベッカムはタトゥーを入れる際、左脇に「生」の字を彫った。漢字というエレメントがファッションに応用されることは、すでに海外でも普及している。疑問の声もあることにはあるが、好意的に見れば、これはいいスタートである。なぜなら、李寧は、一部のオリジナルなデザインを取り入れた上で、さらに多くの人がチャイナ・デザインを支持したり、期待を寄せたりすることを望んでいるからだ。

漢字のほか、国際ファッション界では、「チャイナテイスト」がますます重用されている。仏ロレアルは大陸部の中国国家博物館と協力し、博物館に収蔵されている貴重な仇英の「千秋絶艶図」の贋作からインスピレーションを得て、絵に描かれている秦朝から明代までの有名女性70数人から5人を選び、「美人カラー」シリーズの口紅を開発した。本土のメイク用品はもちろんのこと、大陸部デザイナーとのコラボレーションによるチャイナテイスト満載のパッケージが採用されたメイク製品のほか、秦淮河・明孝陵・中山陵など風光明媚な名所の自然なカラーも取り入れられている。

大陸部ファッションが流行し始めてから、「国潮(中国ブーム)」と呼ばれるトレンドが生み出された。中国人が発するトレンド文化が、今まさに世界レベルの舞台で頭角を現している。中国大陸部で流行するブランドは、現段階では玉石混交の状態だ。だが、この十数年間の蓄積とトレンドをめぐる環境が次第に完備されていることから、中国人のトレンド文化が世界各地に文化輸出を展開するのは時間の問題といえる。

〇外国人の衣服にプリントされた中国語

外国人が漢字のプリントされた衣服やパンツ、さらには帽子やスカーフを身に着けることは、流行になりつつある。だが、海外旅行に出る多くの中国人がその様子を見ると、思わず苦笑いしてしまう。

多くの外国人が、漢字入りのトップスを好んで身に着けるのは、流行っているからという理由だけによる。「私はバカ」、「僕は白痴」など、これらの漢字が何を意味するのかを知っている人はほぼ皆無だ。これは決して、漢字を知らない外国人をバカにしているわけではなく、漢字が一種の文化的なシンボルとなっているにすぎない。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年7月17日

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