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砂漠化防止に関する国際的な賞を中国含む6ヶ国が受賞
  ·   2017-08-25  ·  ソース:
タグ: 砂漠;干ばつ;社会
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ワールド・フューチャー・カウンシル(WFC)と国連砂漠化対処条約(UNCCD)は22日に2017年の「未来政策賞」を発表した。世界で最も優れた砂漠化と土地退化対処に関する政策を表彰し、合わせて6ヶ国が受賞。そのなかで、中国は砂漠化への流れを逆転させたとして、2017年の「未来政策賞」の銀賞を受賞した。

「未来政策賞」は政治界のアカデミー賞とも呼ばれ、世界唯一の政策を奨励対象とする国際的な賞。世界未来委員会は毎年解決が迫られている環境問題を一つ選び、「未来政策賞」のテーマとしている。

2017年の「未来政策賞」は砂漠化防止をテーマとして選び、干ばつ地域住民の生産と生活を確実に保障し、国連の「砂漠化防止、退化した土地と土壌(砂漠化、干ばつと洪水の影響を受けた土地が含む)を修復し、世界土地退化の情勢を緩和する」という持続可能な目標の実現に役立つ政策が選出された。

砂漠化と土地退化現象は中国が直面している最も深刻な環境への脅威であり、その影響は4億人以上の人々に及んでいる。砂漠化を防止するために、中国政府は積極的に努力し、且つ著しい効果を生み出してきた。2002年に中国が発表した「中華人民共和国砂漠化対処法」は世界で初めての砂漠化防止を目指した総合的な法規であると同時に、中国は一連の砂漠化防止プロジェクトを実施してきた。

データによると、2010年から2014年にかけて、中国の砂漠化した土地の面積は平均して毎年1980平方キロメートル減少しており、風食現象も減少傾向がみられた。北京を例にみると、2000年には13回以上の砂嵐が発生していたが、防止措置を通じて、現在の発生率は平均して毎年2-3回まで低下している。

世界未来委員会理事会の理事兼副主席であるAlexandra Wandel氏は、「中国の受賞は力強いシグナルとなった。砂漠化と気候変化の影響を受けやすい国であっても、合理的で効果的な防止措置を探し出すことで、世界的な問題に対抗することができることを示しており、中国やほかの受賞国は、世界的な環境保護活動においていずれもリーダー的役割を発揮している」とした。

2017年「未来政策賞」を受賞した国には、エチオピア・ティグレ地域(金賞)、ブラジル(銀賞)、オーストラリア(銅賞)、ヨルダン(銅賞)、ニジェール(銅賞)がある。

2017年「未来政策賞」の授賞式は9月に中国オルドスで開催される国連砂漠化対処条約の第十三回締約側大会の開催期間に行われる予定だ。(編集HQ)

「人民網日本語版」2017年8月24日

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