ホーム >> 社会 >> 本文 |
「新四大発明」が中国のイノベーションのイメージ構築に貢献
|
· 2017-07-26 |
タグ: モバイル決済;高速鉄道;社会 | 印刷 |
シェア自転車は単なる自転車ではなく、GPSやモバイル決済、ビッグデータなど、数々のテクノロジー成果の総括ともいえる。中国の起業者は世界に先立って、それらのテクノロジーの要素を一つにしたシェア自転車を開発し、すでにシンガポールや英国などの海外市場にも進出を果たしている。
この現象について、施氏は、「中国は新イノベーション時代に突入している」とし、その原因について、「政府が多額の資金をイノベーションに投じ、その成果がたくさん生まれている。そして、人々により多くの選択肢を提供し、生活の質を向上させている」との見方を示す。
米イノベーション研究機構・シリコンドラゴンベンチャーズの創始者のRebecca Fannin氏は、「中国のテクノロジーイノベーションは急速に発展している」と指摘する。
Fannin氏は頻繁に中国を訪問し、複数のハイテク企業の成長の過程を深く研究し、「シリコンドラゴンベンチャーズ:中国はハイテクコンテストでいかに勝利したのか」と題する本も刊行している。
そんなFannin氏は、「モバイル決済やネットショッピングなどのテクノロジーは米国に起源を発するものの、中国は猛スピードでパーソナルコンピューターや大型ショッピングセンターの時代を超えて、すでに米国の前を走っている。中国のモバイル業務の多くの分野が最先端」との見方を示す。
日本の独立行政法人科学技術振興機構・中国総合研究交流センターの専門家の米山春子氏は、「中国ではテクノロジーが生活の中でたくさん応用されている」とし、高速鉄道、支付宝、シェア自転車などを例にして、「ここ10年の日本はイノベーション発展において、中国に後れを取っている」と語る。
前のページへ13次のページへ |
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP备08005356号 京公网安备110102005860号