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北京・天津、高速鉄道の1ヶ月定期券導入&高速無料化へ
  ·   2017-02-09  ·  ソース:
タグ: 高速道路;高速鉄道;社会
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天津市の王東峰・市長はこのほど、「中央メディア『北京市・天津市・河北省(京津冀)協同発展調査研究』取材団座談会」で、鉄道による北京市・天津市・河北省の一体化はすでに、初期段階の計画が完了したことを明らかにした。今後、北京市・天津市・河北省は、利用者の増加や生産フローのつながり強化を目指し、鉄道の利用料金の引き下げに力を入れるという。 また、王市長は、「北京と天津では、高速鉄道の1ヶ月定期券の導入や高速料金の無料化などが進められる計画」であることを明らかにした。北京青年報が報じた。

2016年12月9日、北京市を起点とし、河北省、天津市などを経由して台北市を終点とする京台高速道路の北京市区間が開通した。北京区間は、南五環旧宮新橋を起点とし、礼賢鎮田家営村(北京と河北省の境界)が終点で、今回、河北省区間と連結した。北京区間が開通したことで、北京から河北省との境界までわずか20分で行くことができるようになった。北京市・天津市・河北省のアクセスの面での一体化に大きく貢献する北京首都地区環線高速道路も昨年年末に着工した。北京と天津間の高速料金が無料になれば、アクセスが一層便利になる。

現在、北京市・天津市・河北省では、交通コネクティビティ推進が加速している。北京と天津を結ぶ京津都市間鉄道やその延長線、天津市と河北省秦皇島市を結ぶ津秦旅客専用線、天津と河北省保定市を結ぶ津保鉄道、北京と上海を結ぶ京滬鉄道など高速鉄道5線が開通し、北京、天津、保定市を1時間で結ぶエリアが形成されつつある。また、北京と天津を結ぶ京濱都市間鉄道と北京と河北省唐山市を結ぶ京唐都市間鉄道の建設も、中国政府が認可し、すでに着工している。その他、京台高速道路や北京と秦皇島市を結ぶ京秦高速道路の天津区間も開通し、河北省の唐山市と廊坊市を結ぶ唐廊高速の天津区間の主体工事もほぼ完成。途切れ途切れになっていた高速道路や国道、省道の連結が加速している。

公共の交通機関の分野を見ると、北京ではすでに、北京市・天津市・河北省の路線バス共通カードを利用して、天津や河北省から来た人が路線バスに乗車することができるようになっている。北京市・天津市・河北省の共通カードが利用できるよう、北京市では昨年末に全ての路線バス(団地と企業を結ぶ貸切路線バスは除く)を対象に、読み取り機のアップグレードが実施され、その他、天津、河北省の石家庄、滄州、保定、邯鄲、張家口、承徳、廊坊などの都市でもそのテストがクリアした。王市長は、「北京市・天津市・河北省の共通カードは現在、この12都市で利用できるようになっている。今年は北京市・天津市・河北省の全ての路線バスで利用できるようにしたい。今年年末には、地下鉄で共通カードが利用できるようになる計画」と話す。

近年、北京市・天津市・河北省協同発展の推進が加速し、中でも重要な位置を占める交通コネクティビティの実現が加速している。昨年12月、北京・天津・河北省の都市間鉄道網計画が国務院の認可を受けた。同計画では、30年までに北京市・天津市・河北省で、南北4本、東西4本、周囲1本の「四縦四横一環」を骨組みとした都市間鉄道網の実現を目指すとしている。また、20年までに、北京市・天津市・河北省では、北京と河北省の霸州、唐山、崇礼を結ぶ鉄道など9のプロジェクトが実施され、その総距離は約1100キロ、現段階で2470億元(約4兆755億円)が投じられる予定だ。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年2月9日

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