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アリペイ勘定書、「豪快」な上海、「寒がり」な江蘇、「信用」の河南
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· 2017-01-06 · ソース: |
タグ: モバイル;アリペイ;社会 | 印刷 |
アリペイ(支付宝)は4日、「2016年中国全国民勘定書」を発表した。これにより5日からユーザーはアリペイを開くと、個人の年度勘定書を閲覧することができる。小さな勘定書の背後には、膨大な量の情報が隠れている。以下に挙げられた調査結果のいくつかはどれも、想像をはるかに超えるものばかりだ。経済参考報が伝えた。
○年間支出額トップは上海の14万8千元(1元は約16.8円)
年間支払総額を省別にみてみると、沿岸の広東省が首位で、全国の16%を占め、浙江省と江蘇省がこれに続いた。1人当たりの支出額では、上海市が昨年の1.5倍に相当する14万8千元でトップ。浙江省・北京市・福建省・江蘇省がこれに続き、沿海部にあるこれら5省・直轄市の1人当たりの支出額はいずれも「十万元」の大台を超えた。ちなみに昨年十万元を上回ったのは上海だけだった。
○債務と返済:「信用」トップは河南省
2016年借唄(アリペイ傘下のローン)の債務・返済ランキングのトップは河南省だった。
○モバイル決済利用率、チベットが首位
モバイル決済の普及率を見ると、内陸部の西蔵(チベット)自治区が、モバイル決済率90%でトップになり、青海省と甘粛省がこれに続き、沿岸部の省・市をはるかに上回った。
○「電子お年玉」が最も好きなのは汕頭市民
2016年、「紅包(電子お年玉)」発行ランキングで首位に立ったのは、広東省汕頭市だった。続く第2位は、2015年度首位の福建省漳州市、第3位は福建省莆田市。上位3都市の1人あたり「紅包」発行額は全て5千元を上回った。
○「割り勘」を最も好むのは温州人
浙江省温州市と聞くと、「地上げ屋」や「土豪(金遣いが荒く品のない金持ち)」などのイメージが頭に浮かぶ。だが、面白いことに、2016年全国「割り勘」ランキングで全国トップに立ったのも温州だった。
○「ズボン下」販売量トップは江蘇省
南方人と北方人、寒さに弱いのはどちらだろう?淘宝(タオバオ)の下着販売データによると、2016年の「ズボン下」の販売量は、南方が北方を大幅に上回った。トップ5省は順に、江蘇省、浙江省、広東省、山東省、安徽省となった。
○料理を学ぶよりデリバリー
若者たちが料理することを好むかと言えば、その答えははっきり「違う」と言えるだろう。飲食口コミデータによると、「90後(1990年代生まれ)」ユーザーで外食する人の割合は46%だが、デリバリーを利用する人はそれよりも多い61%に達した。「80後(1980年代生まれ)」を加えると、デリバリーを利用する人の割合は85%に上る。
○海外で爆買い、中国人が最も多く消費した場所は日本の空港
2016年国慶節(建国記念日、10月1日)連休中、中国人観光客による消費額が最も多かった空港は、日本の関西国際空港だった。また、アリペイが取りまとめた海外消費データによると、中国人の消費額が最も多かった国・地域トップ10は順に、韓国、香港地区、タイ、澳門(マカオ)地区、台湾地区、日本、オーストラリア、シンガポール、ニュージーランド、ドイツだった。2016年、アリペイを利用した海外消費の1回あたり最高消費額は26万8645元で、そのユーザーは北京市民だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年1月6日
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