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中国では今、1元で何が買える?
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· 2016-07-28 · ソース: |
タグ: CPI;生活費;社会 | 印刷 |
中国国家統計局が最近発表したデータによると、6月、中国全土の消費者物価指数(CPI)は前年同期比1.9%増となった。CPIは、インフレ率を測る重要な指標の一つで、前年同期比1.9%増ということは、国民の生活費が昨年6月より1.9%上がったということを意味している。簡単に言うと、100元だった物が101元9角に値上がりしたということだ。新華網が報じた。
昔1元で買えたもの
40年前、1元(約16円)で何が買えたのだろう?当時、米の値段は平均0.149-0.205元(500グラム)、食用ピーナツオイルが0.86-0.88元(500グラム)、豚肉が0.85-1元(500グラム)だった。サービス業界を見ると、1978年、上海の散髪代は0.25-0.3元、銭湯は0.1-0.2元だった。
では30年前はどうだったのだろう?農村部の物価を基にすると、1元で以下の物が買えた。
お米1キロ(0.23元)、肉150グラム(0.18元)、トマト1キロ(0.04元)、卵3個(0.15元)、インゲン500グラム (0.02元)、ジャガイモ500グラム(0.02元)、菜っぱ500グラム(0.05元)、大根500グラム(0.02元)、白酒250ml (0.20元)、調味料(0.09元)
今1元で買えるもの
現在、中国各地では1元で何が買えるのだろう?ネットユーザーが提供してくれた情報によると以下の物が買える。
◎一線都市
北京では、1元で饅頭(中国風蒸しパン)1つ、油条(中国風長揚げパン)1つ、焼餅(中国風パン)1つ、シャーチーマー (おこしのような揚げ菓子)1つ、ザーサイ1袋、辣条(豆腐などで作られたスパイシーなつまみ)2袋のいずれかが買える。
上海では、ネギが数本買える。
深センでは、大きめのビニール袋が5枚買える。
◎二線都市
1元で、旬の葉物野菜1束、菊花茶ドリンク1本、ライター1つ、ポケットティッシュ1つ、油条1本、包子(肉まん)1個、豚肉の串焼き1本、揚げ麩の串焼き1本のいずれかが買えるほか、バスに1回乗ることができる。
昆明では、公衆トイレを2回利用できる。南昌では、ペン1本か小さな饅頭2個が買える。
◎三線都市
1元で、白菜500グラム、一番質の悪いお米250グラム、スイカ250グラム、饅頭3個のいずれかが買える。広東省のある地域では、キュウリ750グラムが買える。
◎四線都市
あるネットユーザーによると、1元で、饅頭が4個も買えるという。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月28日
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