各省（自治区・直轄市）では、大学入試の成績発表が続々と行われており、受験生の間では、志望大学への出願をめぐる話題で盛り上がっている。大学ランキングや専攻ランキング以外に、「どの大学の学生が最も読書家か」「どの大学に食いしん坊が多いか」「ネット通販が流行っているのはどの大学か」などの質問に、読者は答えられるだろうか？人民網が報じた。

淘宝頭条と阿里研究院は27日、「重点大学ネット通販ランキング」報告を共同で発表した。同報告から、本の虫が最も多い大学、お化粧好きが最も多い大学、食いしん坊が最も多い大学、ネット通販が最も流行っている大学など項目別ランキングが明らかになった。このうち、中央音楽学院の学生のネット通販支出額は、1人あたり年間2500元（1元は約15.3円）と全国トップ、全国大学生の平均1100元を大きく上回った。

○大学生1人あたり年間小包受領数は平均16.2個

報告の統計データによると、全国重点大学の学生1人あたりネット通販支出額は年間1100元、受け取った小包の数は平均16.2個。また、全国重点大学のうち、ネット通販支出額トップ３大学は順に、中央音楽学院、中国伝媒大学、浙江大学で、中央音楽学院は1人あたり年間支出額2500元で首位だった。

○おしゃれ好きの女子が最も多く集まっている大学は？

統計データによると、「おしゃれ好きの学生が最も多い重点大学トップ10」ランキングでは、中央音楽学院と中国伝媒大学が上位2校に入り、北京大学は第6位、清華大学は第8位。

「お化粧好きの学生が最も多い重点大学トップ10」ランキングでも、中央音楽学院と中国伝媒大学が上位2校に入った。北京大学と清華大学はトップ10から漏れた。中央音楽学院の学生は、化粧品に1人あたり年間222元を支出している。

○「食いしん坊が多い大学」は一体どこ？

「食いしん坊の学生が最も多い重点大学トップ10」ランキングでは、突如「復旦大学」がトップに立った。北京大学は第5位、清華大学は第9位。

復旦大生のネット通販による食品購入額は、1人あたり390元。この額は、他大学の追随を許さず、第2位の上海外国語大学のなんと2倍だった。国防科学技術大学、中国科学技術大学、第二軍医大学なども、このランキングに突然登場した。

○「本好きが最も多い大学」北京大は圏外

本好きが最も多い大学はどこだろう？淘宝頭条の統計データによると、「ネット通販での書籍購入ランキング」で首位に立ったのは、上海財経大学だった。同校学生のネット通販による書籍など文化用品の年間購入額は1人あたり92元。意外にも、北京大学はトップ10圏外だった。（編集KM）

「人民網日本語版」2016年6月28日