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展示会産業の標準化を促進する「インターネット+」
  ·   2016-05-06
タグ: インターネット;展示会;社会
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注目されている唐山世界園芸博覧会が4月29日に開幕した。国際的な博覧会として、171日間にわたって開かれる同博覧会には、数十の国と地域が出展し、来場者数が延べ1500万人を上回る見通しである。先ごろ行われた博覧会の執行委員会で、河北省委員会常務委員、唐山市委員会書記の焦彦竜氏は、「2016唐山世界園芸博覧会は唐山市中心部の都市建設と発展のアップグレードを推進し、唐山市の品位を高めた」と述べた。

展示会は観光、ビジネス、物流など多方面が利益を受ける産業である。展示会産業について国際的に「1:9」という言い方がある。すなわち、展示会開催会場の収入が1だとすると、経済波及効果はその9倍になるということだ。スイスのジュネーブ、ドイツのミュンヘン、米国のラスベガス、フランスのパリ、イギリスのロンドン、イタリアのミラノなどは国際的に有名な「展示会都市」である。これらの都市は展示会産業を基幹産業として支えており、展示会産業は巨大な利益と都市の繁栄をもたらしている。

現代サービス業の重要な構成部分として、中国の展示会産業は中国経済が「新常態」(ニューノーマル)に入る中でもすばらしい発展を見せている。例えば、今回で中国での開催が5回目になる世界園芸博覧会のほかにも、アジア太平洋経済協力(APEC)、ボアオ・アジア・フォーラム、世界インターネット大会なども成功させており、それと同時に北京、上海、広州、深セン、厦門、杭州など優れた展示会都市もいくつか出てきた。

しかし、中国の展示会産業は専門化、市場化、国際化の程度、展示会の組織・管理、専門人材、ブランド力及び関連する法規の完備度などの面において、まだ先進国と同列に論じることはできない。業界の管理不足、展示会の深刻な同質化、取引段階の多さ、サービスの断片化、特に情報の非対称性は、展示会産業が本格的に発展できない根本的な原因となっている。

統計によると、2015年に中国は8000余りの展示会を行った。その中には、主催者による誇張宣伝や、資格が認証できない、規模がまちまちである、サービスが保障できない、価格が不当に高いなどの問題を抱えたものもあった。以上のことを鑑み、展示会分野の信用標準を確立するために、商務部研究院信用格付け・認証センター、中国展示会経済研究会などは共同で中国初の展示会信用認証制度をスタートさせた。これは展示会産業の標準化を図る上で踏み出した第一歩だと言える。

「オンライン・オフラインの連動を奨励し、実体商業の革新・モデルチェンジを推進する」――2015年「政府活動報告」は消費のアップグレード構想を打ち出した。インターネット技術を通じて展示会経済を改善し、インターネットと他の産業が結びつく「インターネット+」を展示会産業発展の新たな原動力にし、ユーザー体験を向上させ、効率を高め、コストを下げ、さらに展示会産業の標準化を進め、現在のさまざまな問題を解決し、モデルチェンジとアップグレードを加速することは、これからの展示会市場にとって大いにやるべき値打ちがある発展方向である。

「北京週報日本語版」2016年5月6日

展示会産業の標準化を促進する「インターネット+」--pekinshuho
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