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中国の若き学者、イギリス薬理学会から受賞
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· 2016-01-27 |
タグ: イギリス薬理学会;受賞; | 印刷 |
イギリス薬理学会は世界各地の薬理学者が集まる年次総会において、ケンブリッジ大学で博士課程に在学中の楊沛然氏に本年度の「青年研究者賞」を授賞し、生物製剤の重要な研究成果を表彰した。中国人科学者による受賞は初。人民網が伝えた。
科学者らは、魚の新たな遺伝子を発見した。これによってコーディングされるタンパク質は、魚の心臓の成長に必要なものだ。楊氏は2年間の研究と多くの実験により、人体にもこのような遺伝子とそのタンパク質が存在することを明らかにした。このタンパク質は哺乳類の心血管系に対して重要な調節の役割を果たし、血管を広げ、心機能を強化する力を持つ。この研究成果には重大な意義がある。我々はこの遺伝子とタンパク質により魚類の胚胎への理解を深め、さらに人体と疾患へと理解を広げることができる。これは心血管疾患の治療の新たな目標・方向であり、今後の生物製剤開発の基礎を固めた。
イギリス薬理学会は国家クラスの学術研究機関で、85年の歴史を持つ。英国および全世界で高い権威と影響力を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月27日
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