中国の習近平国家主席は31日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、新年の挨拶を交わしました。

習主席は祝電で中国政府と国民を代表して、プーチン大統領とロシア国民に心から祝賀の意を表し「2015年、両国は共同で第2次世界大戦勝利70周年の祝賀イベントや、シルクロード経済帯の構築とヨーロッパ・アジア経済連盟の連携を進め、青年交流をはじめとする両国の人的交流を深めて、国際問題における協力を緊密にしてきた。また、両国の関係と各分野における協力を推し進め、両国はもとより世界の平和と発展を願い、協力的互恵関係を中心とする新しい国際関係の構築にまい進してきた。来年からはともに手を携え、平和の理念を持ち続け、互いの信頼のもとに支えあっていき、両国を含めて世界各国の国民に利益を生み出していくこと」を求めました。

一方で、プーチン大統領は祝電で新年の挨拶を述べ「2015年、両国のハイレベル訪問は全面的な戦略パートナー関係の結びつきを強め、第2次世界大戦勝利を共同で祝うことは両国の国民の友好関係もさらに強固にした。青年友好交流年をそれぞれ主催して成功を収め、メディア交流年がまもなく始まる予定だ。双方はこれからも交流と協力を続けていき、両国関係の全面的な発展をさらに推し進めていくよう」期待を寄せました。

また同日、李克強首相はロシアのメドベージェフ首相と新年の挨拶を交わしました。

「CRI日本語版」2015年12月31日