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屠呦呦氏、ノーベル生理学医学賞の授賞式に出席
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· 2015-12-11 |
タグ: 屠呦呦;ノーベル賞;新着ニュース | 印刷 |
2015年ノーベル賞授賞式が現地時間10日午後4時半、スウェーデンの首都ストックホルムのコンサートホールで開かれた。スウェーデンの王室、政府・内閣、ノーベル賞審査機関、各国の大使、社会各界の関係者ら1500人以上が出席した。人民網が伝えた。
授賞式に出席した中国人女性薬学者の屠呦呦氏は、スウェーデンのカール16世グスタフ国王からノーベル賞のメダルと賞状を受け取り、中国初のノーベル生理学医学賞受賞者となった。選考委員のハンス・フォースバーグ氏は祝辞の中で、屠氏の科学的貢献を高く評価し、「毎年約50万人がマラリアで死亡しており、うち大多数が児童だ。屠氏は古文書を閲覧中、青蒿と呼ばれる植物が発熱の治療の処方によく見られることに気づいた。そこで屠氏はマラリアに感染したラットで、この青蒿の抽出物の実験を行った。屠氏は1700年前の古文書から、青蒿の低温抽出の方法を発見した。こうして得られた抽出物は非常に顕著な効果を示し、すべての寄生虫を死滅させることができる。屠氏のアーテミシニン(青蒿素)の発見は、マラリア治療の新薬の開発と発展を促した。この薬はすでに100万人以上の命を救っており、この15年間でマラリアの致死率を半減させた」と述べた。
フォースバーグ氏は屠氏を含む3人のノーベル生理学医学賞受賞者の発見の世界的な影響、人類に対する貢献は計り知れないと評価した。これらの発見は、寄生虫の疾患に苦しめられていた患者に革命的な意義を持つ新しい治療法をもたらし、社会全体の繁栄と人類の健康を促進した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月11日
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