壮行会で挨拶する程永華・駐日大使

日本の公益財団法人・日中友好協会が派遣する「2015日中友好大学生訪中団第3陣」の壮行会が1日夜、在日本中国大使館で行われた。中国日報が報じた。

壮行会で挨拶した程永華・駐日大使は、「百聞は一見に如かず」と強調し、日本の大学生らに訪中を通して本当の中国を理解してもらいたいと期待を寄せた。また、▽中日関係における訪問の意義▽中国人が今何を考えているのか▽中日両国は今後どのように交流していけばよいのか---の答えを中国で見付けるほか、大学生らに中日関係の発展におけるかけ橋になってほしいとの期待を語った。

壮行会では、今年5月と10月にそれぞれ訪中団の一員として訪中した東洋大学の小浜桃子さんと慶応義塾大学の川崎嘉之さんが当時の感想を語った。小浜さんは、「中国人の友人ができたため、中国を一層身近に感じるようになった」とし、一方の川崎さんは、「上海の発展に感激した。日本メディアは中国経済が減速していると報道しているが、そうは感じなかった」と話した。訪中は大学生らにとって貴重な経験となったようだ。