王部長は「この目標を実現するには、われわれは中日韓協力の正しい方向を真剣に考え、歴史の直視と未来志向との関係、政治的相互信頼と実務協力との関係、三カ国協力と東アジア協力との関係、伝統的協力と新興協力との関係、政府協力と民間交流との関係を重点的にしっかりと処理するべきだ」と指摘。

「歴史を直視することは未来を切り開く前提であり、政治的相互信頼は実務協力の基礎であり、三カ国協力は東アジア発展の原動力であり、伝統的協力と新興協力は同時に進め、政府協力と民間交流は互いに促進し合うべきだ」と強調した。

王部長は最後に「中日韓協力には三カ国各界の広範な参加が不可欠だ。今回のシンポジウムが英知を結集し、自由な議論を行い、提言をし、中日韓協力の推進に貢献することを希望する。外交部（外務省）は中国パブリック・ディプロマシー協会が来年開催する中日韓パブリック・ディプロマシーフォーラムを支持する。これは三カ国交流の良好な相互作用の促進に寄与し、三カ国協力の促進に建設的役割を発揮すると信じる」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2015年10月28日