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新安保法を日本人が憂慮する理由 若者は海外の戦場へ行きたくない
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· 2015-10-09 |
タグ: 新安保法;日本;政治 | 印刷 |
今年に入り、高校3年生の弟を含む高橋さんの周りの多くの人に自衛隊の「採用説明会案内」が届いた。高橋さんや友人の両親は「徴兵の手紙だ」と怒った。防衛省の広報担当者はテレビで、今後は毎年全国の高校3年生に郵送する方針を語った。「政府と防衛省は私たちの意向を聞かないのか?」と高橋さんは大変怒りを覚えた。「私は自衛隊に入りたくない。特に集団的自衛権の行使が可能になった後は、自衛隊に入れば戦争に参加することになる。なぜ私たち若者の命と引き換えに『普通の国』などになろうとするのか?私と漫才部の仲間はみな、若者の命と人生を確保するには、まず私たち自身の声を発する必要があると思っている」。
現在、高橋さんは仲間とともにデモを行い、安保法の廃止を求める様々な集会に参加している。同年齢の参加者は回を追う毎に増えている。高橋さんの大学の学生会は「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs)に加入した。高橋さんは学生の反戦団体「T-nsSOWL」にも参加した。
「日本がいつまでも戦争と決別した国であることを心から望む」。インタビューを終える際、高橋さんはとても真剣に記者に語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年10月9日
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