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中秋節&国慶節 ダブル節が消費市場を熱くする
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· 2015-09-25 |
タグ: 国慶節;中秋節;経済 | 印刷 |
中秋節(旧暦8月15日、今年は9月27日)と国慶節(建国記念日、10月1日)の「ダブル節」がまもなくやって来る。中秋節に欠かせない食べ物は月餅で、大型商店では早くも目に付く場所に月餅がずらりと並べられている。レストランも「中秋の宴」や「団らんの宴」の予約受付をスタートした。今年の中秋節は国慶節まで3日しかなく、休みを取れば「超大型連休」になるため、旅行市場は熱を帯びている。ダブル節の消費市場にはどのような新しい特徴がみられるのか、オンラインとオフラインにはどのような消費の新傾向が出現するのか。実地調査を行った。経済日報が伝えた。
▽普通の価格の月餅が主役 スマートフォンが新たな人気贈答品に
中秋節を間近に控えていくつかのスーパーや商店を取材してみると、高価格の贈答用月餅は市場から姿を消し、贈答品の価格は徐々に理性的な従来程度の価格に戻っている。だがオフライン市場に比べ、オンライン商店では「オーダーメード」をうたったギフト券が登場し、依然として価格高騰の傾向がみられる。
今月16日にウォルマート北京宣武門店を取材したところ、店内には各種の月餅が所狭しと並べられ、広東省や天津市の市外ブランドもあれば、稲香村や全聚徳などの北京ブランドもあり、価格は数十元から400元あまりまでさまざまだった(1元は約18.8円)。買い物客の王さんは1箱100元ほどの月餅をまとめて12個購入した。
スーパーの月餅売場の販売員によると、「例年のように機関などが数百箱をまとめ買いするといった状況は今はほとんどみられなくなった。ばらばらにやって来たお客様が少量の月餅を買うというのが主流で、価格も大分安くなった」という。
月餅を代表とする商品は、多くの人にとって今なお中秋節に欠かすことのできない贈答品だ。だが若い人たちの間では、祝祭日に目上の人に贈るプレゼントにスマートフォンなどを選ぶ人が出てきている。
王府井の歩行者天国にある携帯電話店の販売員は、「高齢者層向けによく売れているのは小米が開発した紅米2(RedMi2)で、一日に十数台が売れる。中秋節が近づき、若い人で店に来て両親のためにこの機種を買って中秋節の贈り物にする人がますます増えている。華為やTCLなどのブランドも最近は上々の売れ行きで、若い人がたくさん来て祝休日の年長者への贈り物として買っていく。こうした国産ブランドのスマートフォンは価格が手ごろでありながら『高齢者対応』で、操作ボタンがシンプル、文字が大きいといった特徴があり、高齢者にとって非常に使い勝手がよいものだ」と話す。
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