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習近平主席の「一帯一路」フォーラム開幕式基調演説要旨
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· 2017-05-25 |
タグ: サミットフォーラム;一帯一路;政治 | 印刷 |
5つの意見
(1)「一帯一路」を平和の道に。我々は協力とウィンウィンを核心とした新しい国際関係を構築し、「対立ではなく対話、同盟ではなくパートナーに」というパートナーシップを築くべきである。
(2)「一帯一路」を繁栄の道に。「一帯一路」構築の推進は、発展という根本的問題に焦点を当て、各国の発展潜在力を解き放ち、経済の大融合、発展の大連動、成果の大共有を実現するべきである。
(3)「一帯一路」を開放の道に。「一帯一路」構築は開放を志向し、経済成長と均衡問題を解決するべきである。我々は開放型協力の場を作り、開放型世界経済を維持・発展させ、開放的発展に有利な環境を共同で創りあげ、公正で、合理的で、透明な国際経済貿易投資ルール体系の構築を推進していく必要がある。
(4)「一帯一路」を革新の道に。我々は革新駆動型の発展を堅持し、デジタル経済、人工知能(AI)、ナノテクノロジー、量子コンピューターなど先端分野での協力を強化し、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、スマートシティー建設を推進し、21世紀のデジタル・シルクロードを築いていくべきである。
(5)「一帯一路」を文明の道に。「一帯一路」構築は、文明の交流で文明間の隔たりを越え、文明を互いに参考にすることで文明の衝突を越え、文明の共存で文明間の優越関係を越えるべきである。また、我々は国際的な腐敗撲滅協力を強化し、「一帯一路」を清廉な道にしていく必要もある。
新たなチャンス
中国は平和共存五原則を踏まえ、全ての「一帯一路」構想参加国と友好協力を進めていくことを望んでいる。中国は世界各国と発展経験を分かち合うことを望んでいるが、他国の内政には干渉せず、社会制度や発展モデルを普及させることも、ましてや強制することもしない。
中国はすでに多くの国と「一帯一路」実務協力覚書を結んでいる。我々はこうした協力プロジェクトが一日も早く始動し、成果が表れることを望んでいる。
中国は「一帯一路」構築に対する資金支援を増やし、「一帯一路」インフラ整備、生産能力、金融協力の支援に用立てていく。
中国は積極的に「一帯一路」参加国と互恵・ウィンウィンの経済貿易パートナーシップを築き、各関連国との貿易・投資の円滑化を促進し、「一帯一路」自由貿易網を構築していく。
中国は各国と革新協力を強化し、「一帯一路」科学技術革新行動計画の始動を望んでいる。我々はエコ環境保護ビッグデータ・サービスプラットフォームを立ち上げ、「一帯一路」グリーン発展国際連盟の発足を提起し、関連国の気候変動対応のために援助を行っていく。
「北京週報日本語版」2017年5月25日
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