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習近平国家主席がG20首脳特別サミットで示した4つの提案
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· 2020-03-27 · ソース:北京週報 |
タグ: 新型肺炎;G20;政治 | 印刷 |
習近平国家主席は3月26日夜、新型コロナウイルスによる肺炎への対応を協議する主要20カ国・地域(G20)首脳の特別サミットに北京で参加し、重要講話を発表した。
習近平主席は重大な伝染病は全人類の敵であるとし、新型肺炎は全世界に蔓延しており、人民の生命の安全と身体の健康に巨大な脅威をもたらしており、世界の公衆衛生の安全に巨大な試練をもたらしていると指摘し、会議の議題について4つの提案を行った。
第一に、新型肺炎を予防・コントロールする世界の阻止戦に断固として打ち勝つ。一刻も早くG20衛生部長会議を開催し、情報共有を強化し、医薬品、ワクチンの研究開発、防疫の協力を展開し、国境を越えた感染拡大を有効に防止し、公衆衛生システムが脆弱な発展途上国の対応能力の向上を手を携えて支援する。私はG20による新型肺炎との戦いの支援構想を発起し、世界保健機関(WHO)のサポートのもとで情報コミュニケーション、政策協調、行動の連携を強化することを提案する。中国は人類運命共同体理念を守り、各国と予防・コントロールの有効なやり方を共有し、医薬品とワクチンの共同研究開発を展開し、感染拡大がみられる国に対してできる限りの支援を提供したい。
第二に、国際的な共同予防・共同コントロールを有効に展開する。中国は既に新型肺炎の予防・コントロールのオンライン知識センターを立ち上げ、すべての国に向けて開放している。各国の力を結集し、医薬品、ワクチン、検査などの面における科学研究の難関攻略を加速させるよう共同で協力すべきだ。地域における公衆衛生の緊急連絡メカニズムを立ち上げることを検討する。
第三に、国際組織が役割を発揮することを積極的に支持する。中国はWHOが指導的役割を発揮し、科学的かつ合理的な予防・コントロール措置を定めることを支持する。私はG20がWHOを頼みとして新型肺炎の予防・コントロールの情報共有を強化し、全面的かつ系統的で有効な予防・コントロールの指針を広く行き渡らせることを提案する。G20は意思疎通・協調の役割を発揮し、世界の公衆衛生の安全についてのハイレベル会議を適時開催すべきだ。
第四に、国際的なマクロ経済政策の協調を強化する。各国は手を取り合ってマクロ政策のヘッジ強度を強化させ、世界経済が衰退に陥るのを防止すべきだ。有力で有効な財政・通貨政策を実施し、グローバル金融市場の安定を維持し、グローバル産業チェーン・サプライチェーンの安定を維持すべきだ。中国は国際市場に向けて原薬、生活必需品、防疫物資などの製品の供給を増やしていく。社会的弱者を守り、人民の基本的な生活を保障すべきだ。中国は引き続き積極的な財政政策と穏健な通貨政策を実施し、揺るぎなく改革開放を拡大し、市場参入を緩和し、持続的にビジネス環境を最適化し、積極的に輸入を拡大し、対外投資を拡大し、世界経済の安定のために貢献を果たしていく。
「北京週報日本語版」2020年3月27日
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