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開放が進みビジネス環境が整う中国 世界とウィンウィンを実現へ
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· 2019-10-28 · ソース:北京週報 |
タグ: ビジネス環境;改革開放;経済 | 印刷 |
上海南港埠頭にて船積みを待つたくさんの自動車(撮影・新華社方喆記者)
世界銀行が最近発表した報告書「ビジネス環境の現状2020」によれば、中国のビジネス環境は世界190の経済体の中で31位を占め、昨年の46位に比べて大幅に上昇した。また、中国は2年連続でビジネス環境の改善幅トップ10に入った。この結果は中国の改革開放と経済の先行きに対し、国際社会が信頼を置いていることを充分に表すものだ。現在の世界経済において不確定、不安定な要素が増えている中、揺るぎなく開放を拡大する中国の堅実な行動は、グローバル市場の自信を高めることに対して前向きな意義がある。
今年以降、より魅力的なビジネス環境を作り上げるため、中国は一連の政策措置を打ち出した。3月、「中華人民共和国外商投資法」が審議・可決され、外商投資に対する保護がさらに強化された。6月、2019年版の「外商投資参入ネガティブリスト」と「外商投資産業指導目録」が公布され、7月30日から正式に施行が始まった。8月、山東省・江蘇省・雲南省など6つの省・自治区で新たな自由貿易試験区が設立された。10月、新たに修正された「外資保険公司管理条例」と「外資銀行管理条例」は外資系銀行および保険会社の参入条件をさらに緩和した。数日前、中国は「ビジネス環境改善条例」を公表し、中国企業・外資系企業などさまざまな市場の主体を平等に扱うビジネス環境の基本的制度規範を確立している。
順位が上がった背景には、絶え間なく改革を深化させ、開放を拡大する中国の揺るぎない決心がある。10月26日、習近平国家主席は2019年「中国を読み解く」広州国際会議に送った祝賀の書簡で、次のように指摘した。「中国は経済のグローバル化の受益者であり、さらには貢献者であり、平和的発展の道を揺るぎなく歩み、互恵・ウィンウィンの開放戦略を遂行し、開放型の世界経済の発展のために引き続き原動力を加え、世界各国の人民と共に、経済のグローバル化をより開放的で、包摂的で、普遍的恩恵があり、均衡が取れ、ウィンウィンの方向へと発展を推し進め、経済のグローバル化が世界各国の人民によりしっかりと幸福をもたらすようにしていく」
良好なビジネス環境は生産力、競争力、魅力を生み出す。継続的に改善されている中国のビジネス環境は、中国が各国の企業とより多くの協力・ウィンウィンの事例を進めていることを意味している。世界のクロスボーダー直接投資が3年連続で減少している中、今年の第1四半期から第3四半期までに、中国で新たに設立された外商投資企業は3万871社で、実際に使用された外資は前年同期比6.5%増だった。中国商務部の報告によれば、外商投資企業は全国の企業総数の3%に満たない数で、対外貿易の半分近く、一定規模以上の工業企業における生産総額と利益の4分の1、税収入の5分の1をもたらしており、中国の開放型経済における重要な構成部分となっている。
最近、第1回多国籍企業リーダー青島サミットが成功裏に行われ、フォーチュン・グローバル500のうち100余りの企業が中国に集った。また、まもなく第2回中国国際輸入博覧会が予定通り開催され、出展する国・地域および企業の数はいずれも第1回を超える。中国がより開放的な広い心と積極的な行動で各国の発展のために新たなチャンスを生み出し、世界の発展に強力な原動力をもたらすことを、世界は共に目撃する。
「北京週報日本語版」2019年10月28日
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