ホーム >> 「一帯一路」沿線国との経済貿易協力 >> 本文 |
世界に新たな発展モデルを提供する「一帯一路」
|
· 2017-04-14 |
タグ: 一帯一路;サミットフォーラム;経済 | 印刷 |
2016年は中国が全力で「一帯一路」構築の推進に取り組んだ年だった。写真は2016年5月21日、セルビアの首都ベオグラードで撮影されたゼムン-ボルカ橋。中国路橋工程有限責任公司が建設を請け負った橋で、全長は1.5キロ。セルビア国内のドナウ川にかかる橋としては70年ぶりに建設された。
リスクに直面してもひるまず克服し、前進しながら解決する
「一帯一路」提案の推進過程に存在する安全・政治などのリスクについて、張氏は次のような考えを示した。「リスクの問題は避けられない。リスク対応には2つの方法がある。1つはリスク問題を全体計画に盛り込むこと。2つ目は安全協力メカニズムを共同で築くことだ。例えば、道路建設や輸送の過程では様々な障害にぶつかるだろう。それを国が解決できない場合にどうするか?そのために安全メカニズムを築くのだ」。
張氏はさらにこう指摘した。「『一帯一路』は100年プロジェクトだ。海と陸の両方で、欧州、アジア、アフリカの三大陸を結ぶプロジェクトである。高速道路網、高速鉄道網、通信網は一日にして成るものではなく、長期的な準備をする必要がある。問題の多くは発展の過程で徐々に解決されていくものだ。一部の貧しい所では奪い合いが起こるだろうが、経済が発展してくれば皆が職を得られる。さらに安全協力メカニズムが保障となり、社会は安定する」。
「一帯一路」提案は世界に新たな発展モデルを提供する
「一帯一路」提案とはいったい何か?張氏は「ある具体的なプロジェクトではなく、新たな発展モデルと方向だ」と考える。
張氏は次のように述べた。「中国政府は『一帯一路』提案の提出者であり、推進者でもある。中国は構築の重要方向と基本原則を明確かつはっきりと打ち出している。目指す方向は、欧州とアジア大陸を陸上と海上でリンクさせること。方式としては、共に議論し、共に築き、共に享有する。我々はこれを新たな発展協力モデルと呼んでいる。『一帯一路』で進める陸と海のリンクは、実のところ対外開放をさらに深化する戦略であり、中国の発展だけでなく、地域を連動的に発展させ、地域の総合的発展成果を改善することを目指している」。
張氏はさらにこう語った。「イランのある教授はかつてこう語っていた。中国が打ち出した『一帯一路』提案は西洋とは異なる新しい発展モデルであり、このモデルが通用すれば、世界にもう一つの実行可能な新しい選択肢を提供することと等しい。今やこのモデルは受け入れられ、今後新たな発展モデルとなっていくだろう」。
「北京週報日本語版」2017年4月14日
前のページへ1 |
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP备08005356号 京公网安备110102005860号