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北京・天津・河北、2020年までにスモッグ問題解決へ
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· 2017-02-27 |
タグ: 大気汚染;京津冀;社会 | 印刷 |
2016年の京津冀地区PM2.5平均濃度は2013年と比べて約33%下がった。データの変動は小さく、人々にもはっきりとした実感はないものの、変化は確かに起こっている。スモッグは1日や2日で形成されるものではなく、スモッグ対策も必ず長期的な持久戦になる。
2015年12月30日、国家発展改革員会と環境保護部が関連部門とともに共同で作成した「京津冀協同発展生態環境保護計画」が発表された。「計画」は、2020年までに、京津冀地区のPM2.5濃度を2013年から40%前後下げるという目標を掲げた。これは、京津冀地区が2020年にスモッグから解放され、「グリーン時代」を迎えられることを意味する。その時には、北京に幅500メートル以上の1級通風回廊が5本、幅80メートル以上の2級通風回廊数本が建設され、通風回廊ネットワークが形成され、地区全体の大気流通性が向上する。2017年までに、京津冀地区のPM2.5年間平均濃度を73マイクログラム/㎥前後まで抑制し、2020年までに64マイクログラム/㎥前後にする計画だ。
この要求により、大気汚染に対する防止・抑制の共同対策はさらに差し迫ったものとなった。特に京津冀大気重汚染緊急対応連動メカニズムの共同実施、連動した法執行の展開が急がれている。京津冀のほかにも、京津冀及び周辺地域への汚染流入経路にある都市に対しても共同で連動した対策を取る予定だ。いずれにしても、科学的な対策、協同的対策を通じて初めて、2020年にスモッグを永遠に伝説に変え、グリーン時代を迎えることが可能になるのである。
「北京週報日本語版」2017年2月27日
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