「三厳三実」は、各級指導幹部の仕事の態度の改善に対して習近平総書記が出した要求であり、「厳しく身を修め、厳しく権力を用い、厳しく自らを律し、また計画を立てるには現実的に、事業を始めるには堅実に、身を処すには誠実に」、というものである。「厳しく身を修める」とは、党員としての自覚と修養を高め、理想と信念を固め、モラルを向上させ、高尚な情操をみがき、低俗な趣味から自覚的に離れ、不正な気風を自ら進んでくいとめることである。「厳しく権力を用いる」とは、人民のために権力を用い、規則や制度に基づいて権力を行使し、権力を制度のオリの中に閉じ込め、いかなるときも特権を乱用せず、権力を利用して個人的利益を追求しないことである。「厳しく自らを律する」とは、常に畏れの念を抱き、自らを戒めることを忘れず、人が見ていようが見ていまいが身を慎み、自省に励み、党の規律と国の法律を遵守することである。「計画を立てるには現実的に」とは、現実を踏まえて事業や仕事を計画し、アイデア、政策、方案を実情と合致させ、客観的法則や科学的精神と合致させ、高すぎる目標を追求せず、現実とかけ離れないことである。「事業を始めるには堅実に」とは、着実に足を地に着けて、堅実に取り組み、責任を持ち、矛盾と向きあう勇気を持ち、問題解決に長じ、実践の試練に耐え、人民と歴史の検証に耐えられるだけの実績を創り上げるよう努めることである。「身を処すには誠実に」とは、まじめで、うそをつかず、曲がったことはせずということである。