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· 2015-12-22 · 人民中国 |
タグ: 中日関係;新安保法案;政治 | 印刷 |
1.ジャカルタで中日首脳会見
4月22日、インドネシアの首都ジャカルタで行われたアジア•アフリカ会議に出席した習近平国家主席は、日本の安倍晋三首相と会見した。これは2014年11月に北京で行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会議期間中に実現した両国首脳の顔合わせ以来のものだった。
会見の中で習主席は、中日関係を処理する大原則は、中日の四つの政治文書の精神に厳格にのっとり、両国関係を正しい方向に発展させるよう確保することだと強調し、以下のように述べた。中日双方は互いに積極的な政策を実行する必要があり、「中日は互いの協力パートナーであり、互いの脅威にならない」という共通認識を幅広い社会のコンセンサスに変えていかなければならないと述べた。同時に、平和、発展、協力、ウインウインはすでに覆すことのできない時代の潮流であると指摘した。さらに、中国はゆるぐことなく平和的発展の道を歩んでおり、日本も中国と同じ平和的発展の道を進み、共に世界と地域の平和、安定、繁栄により大きな貢献をしていくことを希望しており、両国の指導者はこれに向けてしかるべき責任を担っていくべきだと述べた。
安倍首相は、再び習近平主席に会えて嬉しく思うと述べ、日中関係の改善を強く望んでいることを明らかにした。また、日中関係の発展は両国国民と世界の平和・発展にプラスになるもので、両国の発展が互いに脅威にならないことにまったく賛成し、日本側は昨年双方が合意した四つの原則的共通認識を着実に実施し、両国の各分野における交流と対話を積極的に推進し、両国国民の相互理解を増進させるよう望んでいると述べた。
中日両国の指導者はこのたびの会見で、再度「四つの原則的共通認識」が当面の中日関係の困難な状況の解決に指導的原則の位置にあることを確認し、よりいっそう両国関係を改善するために有益な意思疎通を進め、その後中日間の各分野の交流の改善傾向に基礎を打ち立てた。
2.中日友好交流大会
5月23日、習近平国家主席は人民大会堂で中日友好交流大会に出席し、政治、経済、観光、芸術などの各界から参加した日本の友好人士3000人余りを前にして、重要講話を行った。そこで習主席は、中日双方が歴史をかがみとし、未来に目を向ける精神に基づき、中日四つの政治文書の基礎の上に、平和と発展を促進し、代々の友好を図り、共に両国発展の素晴らしい未来を築き、アジアと世界の平和に貢献していくべきであると述べた。
習主席は、平和友好は中日両国人民の心の主旋律であると指摘した。そして、歴史が証明しているように、中日友好事業は両国と両国人民にプラスなるもので、アジアと世界にプラスになるもので、われわれがいっそう大切にし、一心に保護し、引き続きたゆまぬ努力をしていく価値のあるものであると述べた。また、中国政府は両国の民間交流を支持しており、両国各界人士とりわけ若者世代が中日友好事業に勇躍身を投じることを奨励しており、両国青年が友好の信念を固くし、積極的に行動し、絶えず友好の種をまき、中日友好の大樹を育て、うっそうとした森林に育て上げ、中日両国人民の友好を代々引き継いでいくことを期待すると述べた。
「日本3000人観光文化交流団」を率いて訪中した自民党の二階俊博総務会長は、日中関係の基礎は民間にあり、われわれは中国側と一緒に、両国関係の末永い発展のためにたゆまぬ努力をしていきたいと述べた。
このたびの中日友好交流大会は、近年の中日両国間の民間交流でも最も盛大なもので、中国側は中日両国人民の友好が代々続くようにという美しい願いを表し、日本側もこれに積極的に応えた。大会では、中日各界人士が共同で両国が民間交流と協力を強めることを呼びかけ、中日代々の友好のために手を携えて努力していくという「中日友好交流大会提議書」を発表した。
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