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中国でストリートダンスをPRする北村彰英さん 中国テイストが今後のトレンドに?
  ·   2022-09-23  ·  ソース:人民網
タグ: ダンス;文化;中日交流
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中国文化と海外発のストリートダンスがコラボし、化学変化を起こすと新しい「東洋のストリートダンス」のジャンルが派生するのだろうか?日本のポップダンサー・Acky(アッキー)こと北村彰英さんがこのほど、取材に応じて、その質問に対する見方や中国との不思議な「縁」について語った。中国新聞網が報じた。

「ダンスへの情熱があるので負けるのは怖くない」

北村さんは2001年から中国と日本を行き来し、オールドスクールに分類されるストリートダンスの一つ「ポップダンス」をPRし、中国でストリートダンスが全国民が参加するスポーツへと発展するのを目にしてきた。そんな北村さんは、「初めて北京に来た時、ポップダンスをしているダンサーは10人ほどしかいなかった。しかし、2005年には100人に、2007年には500人以上にまで増加した。近年、ポップダンスイベントには1千人以上が参加するようになっており、想像を超えるスピードで発展している」と感慨深く語る。

北村さんは、中国でストリートダンサーを増やすことだけでなく、ストリートダンスのコンセプトを伝えることを特に重視している。新型コロナウイルス感染症の影響で、世界各国のほぼ全ての大型ストリートダンス大会が中止となった。しかし、2021年、中国の人気ストリートダンスがテーマのバラエティー番組が北村さんを招待した。ダンス歴27年の超ベテランダンサーである北村さんは、「子供は小さいし、新型コロナウイルス感染症も心配だし、負けることも怖い」と少し迷ったものの、ダンスへの情熱が後押しして、中国を訪問し番組に出演した。

ゲストとして中国最高レベルのストリートダンス大会「Dance Vison」に出場しダンスを披露する北村さん(写真提供・北村さん)。

ストリートダンスのスタイルは1つであってはならない

中国におけるダンスの経験やダンサーとの交流を通して、北村さんは、「異なる文化がコラボすると、化学変化を起こして新しいストリートダンスのジャンルが生まれる」と感じているといい、「中国、ひいてはアジアでは、ストリートダンスは最初、文化の舶来品に過ぎなかった。しかし、今では決して珍しいものではなくなり、中国テイストもどんどん濃くなっている」と感慨深く語る。

北村さんが中国ダンスについて知るようになったのは甘粛省の敦煌壁画がきっかけだった。1千年以上の歴史を誇る石窟の壁画は、当時の音楽やダンス、服飾、社会の風習などを反映しているほか、古代のイラン、インド、ギリシャといった国の文化・アートの面影を見ることもできる。「それこそが、融合と相互参考の偉大な産物だ。自由に思いっきり表現できるストリートダンスのステージで披露されるダンスのスタイルは1つであってはならない。私は世界のダンサーと交流するステージを通して、西洋発のストリートダンス文化に対する認識や理解を表現することを渇望する中国のダンサーの姿を見たい。そして、『中国スタイル』のダンスを生み出してほしい。このような、東洋と西洋のストリートダンス文化が交流し、化学変化を起こすと、世界におけるストリートダンスの発展も促進される」と北村さん。

故宮博物院で展示されている敦煌壁画文化財のレプリカ(撮影・史春陽)。

日本の最高レベルのダンスバトルイベント「OLD SCHOOL NIGHT」で、2000年から2017年の間に7回の優勝という歴代初の快挙を成し遂げた北村さん(写真提供・北村さん)。

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