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日本語通訳ボランティアの若者4人、ウイルス「第一線」での13日間
  ·   2020-04-02  ·  ソース:人民網
タグ: 新型肺炎;ボランティア;中日交流
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このように緊張感漂う環境で働かなければならなかったことだけでなく、ボランティアたちをさらに苦しめたのが、風をも通さぬ防護服で、着るのも大変ならば、脱ぐのはさらに至難の業だったという。そのため、「仕事中はトイレに行きたくなると困るので、水を飲めなかった」や、「トイレに行きたくても、我慢してシフトが終わってから行くということも多かった」とした。そして防護服はその着脱の大変さだけでなく、三寒四温の今の気候も、ボランティアたちを苦しめたという。「初めの数日は気温が低く、ホールは常に換気されている状態である上、私たちは少なくとも半日ぐらいはその場にいなければならなかったので、カイロを服に貼っていた。でも、その後急に気温が上がり、防護服やマスク、防護ゴーグルを装着していると、とても暑く、すぐに汗だくになった」と王琦■さん。

「愛と希望が溢れる中国国際展覧センター」

「第一線」で活動する前、「95後」の4人は、他の多くの人と同じく、スマホなどを通して新型コロナウイルス流行の最新情報を見ているだけだった。そのため、自分がまさか「第一線」に立つことになるとは思ってもみなかったという。

王琦■さんは、「ニュースを見ていただけの時と比べると、実際に『第一線』に来ると、リアルで臨場感がある。自分がここに立つなんて思いもしなかった。でも、自分が『第一線』に立つ戦士だと思ったこともないし、どれほど大きな貢献をしたとも思っていない。私は、生死に向き合って、奮闘している医療従事者こそが『第一線』に立つ戦士だと思う。私は単なるボランティアであり、北京に住む大学生だから、中国国際展覧センターで通訳サービスを提供することは、私が当然すべきことをしたに過ぎない。でもとても意義があると思う」と話す。

于子涵さんも、「ここに来るまでに見ていたのは、『第一線』に立つ医療従事者らの勇敢な姿だったし、そういうものしか見てこなかった。でも、実際にここに来て、1日も早く帰宅することを望み、不安を感じている旅客やスタッフたちの疲労した後ろ姿、そして互いに励まし合うボランティアを目にすることができた。中国国際展覧センターは世界各地から来た人々を受け入れることができるほど大きい。でも、人々が共に抱く愛と希望が溢れてしまうほど小さい」と話した。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年4月1日

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