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東京五輪に向けて、今後も続く中日スポーツ対決
  ·   2018-09-04  ·  ソース:
タグ: 東京五輪;スポーツ;中日交流
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中国が10連覇していた男子団体では、前大会で日本が金メダルを獲得していたものの、今大会では中国が再び金メダルを奪取した。ただ、10月に世界体操競技選手権が控えているため、日本は内村航平選手など主力選手3人をアジア競技大会には派遣していない。そのため、中国が獲得した金メダルの価値はやや低いと言わざるを得ない。

同様の状況は卓球でも見られた。東京五輪に向けて若手選手に経験を積ませるために、中国は馬龍選手や丁寧選手、劉詩■選手(■は雨かんむりに文)などの主力をアジア競技大会には派遣しなかった。また、東京五輪で中国の最大のライバルとなる日本も、石川佳純選手や伊藤美誠選手、水谷隼選手などの主力選手を派遣しなかった。

東京五輪に向け、中国は自信を失わず、真っ向から勝負するのみ

東京五輪に向けた前哨戦について、中国選手団の報道官は1日、「今回のアジア競技大会の競泳、陸上、バトミントン、卓球、ヨット、レスリング、柔道、空手、トライアスロン、ロッククライミングなどの競技の中日直接対決をの成績を見ると、体操、ヨット、レスリング、柔道、空手、ソフトボール、スケートボード、ロッククライミングなどで、日本が優位に立っている。また、卓球やバトミントン、競泳、陸上、フェンシングなどでも、日本は急速に進歩しており、中国にとっては一定の脅威となっている。そのため、中国代表団の東京五輪に向けた前哨戦は依然として予断を許さない状態」と兜の緒を締めた。

一方、日本選手団の山下泰裕団長は、「東京五輪では、金メダル30個」を目標に掲げていることを明らかにしている。この数は中国がリオ五輪で獲得した金メダルよりも4個多い。リオ五輪では日本の金メダル数は12個にとどまった。日本がこれほど高い目標達成を本気で目指していることは、今回のジャカルタ大会の戦いぶりからもうかがい知れた。柔道やレスリング、体操、競泳などの得意種目のほか、東京五輪で日本は中国が金メダルを狙う卓球、バトミントン、アーチェリー、陸上、ヨット、重量挙げなどでも金メダル争いに加わる可能性が十分にある。

中国の東京五輪への道は険しく、多くの課題を乗り越えなければならないだろう。アジア競技大会では「防衛」を果たした中国は、自信を保ちながらも、近年一気に台頭している日本に対する警戒を強め、優秀な若手選手を発掘することで、各競技における選手同士の優れた競争意識を育んでいくことが望まれる。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年9月4日

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