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ワタシ、中国人夫に嫁ぎました!
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· 2017-06-23 · ソース: |
タグ: 国際結婚;日本人;中日交流 | 印刷 |
◆結婚生活はネタの宝庫
そんな中国人夫たちだが、もちろんいい点ばかりとも限らない。結婚生活の中での行き違いや理解できない点があるのは当然のこと。そこで「中国人夫に嫁いで今まで一番驚いたエピソード」を質問したところ、まさにネタの宝庫とも言うべき珠玉の回答が集まった。こうしたエピソードに出てくるのはやはり生活習慣の違いから生じる面白ネタが多かった。
「私が帰宅すると、夫が冷凍納豆を電子レンジで解凍し、家中がくさかった。」
→食べ物に関する勘違いは非常に多い。特に日本からわざわざ持ってきた貴重な食材や調味料を勘違いで無駄にされてしまうと、その怒りはなかなか収まらない。
「親戚友人が突然遊びに来て泊まって行く、その期間が月単位だったりする事がある。」
「すぐに帰ると連絡が入ってから2時間は帰ってこない。」
→大陸ならではの悠久な「時」の感覚。
「子育ては産婦が出来ないから誰かに依頼すると信じてたこと。」
→さすが共働きの国。子供の世話は自分で、というのはここ10年ほどでようやく広まってきた考え。それまでは当然の如く、自分の両親や義理の両親が親代わりに育てるのが普通だった。
「お葬式の時、弔問客が来ると泣いて、帰ると泣き止まないといけないところ。自分の親が亡くなったのに好きな時に泣くこともできないなんてと思った。」
→冠婚葬祭という儀式における礼儀というものはまさに国や地方によって千差万別。感情の発露という点において、中国と日本は確かに明確な差がある。
「雑巾を洗ったタライで足を洗っていること。雑巾を結構綺麗なものと捉えているのか、自分の足が雑巾と同じくらい汚いと捉えているのかは不明。」
→思わず笑ってしまう解釈。日本人妻たちは疑問に思いながらもどこか中国人夫を「面白い人」ととらえている。またそうでもしないと驚きに満ちた日々に対応できなくなってしまうのかも。
「一番というか、毎日がネタだらけ。」
「ありすぎて一つには絞れない…。」
→驚きに満ちたエンターテイメントな日々、とでも言えるだろうか?
座談会でも中国人夫に関する「ネタ話」は話題に事欠かなかったが、そうした「違い」に対する日本人妻たちのポジティブな態度が印象的だった。
「色々細かい所は違うので、面倒くさいと思うこともあるけれど、退屈しなくて楽しいなと思います。日本人とだったらちょっと違ったらイラっとすることもあるかも知れないけれど、中国人夫だと『こんなところも違うんだ』と笑ってしまう。」(Iさん)
国際結婚だけでなく、中日両国の交流にも実はこんな「違い」に対するポジティブな態度としなやかさが必要なのかも知れない。(文:玄番登史江)
「人民網日本語版」2017年6月22日
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