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かつては中国にもあった日本人の美徳
  ·   2016-04-13  ·  ソース:人民網
タグ: 中日;美徳;中日交流
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また以前、人々にどのように自分のためのチャンスを生み出すか啓発するような文章を読んだことがある。その文章には「トレーニングに参加した場合、必ず質問のチャンスを勝ち取ること。そうすれば教師のあなたに対する印象は深まり、覚えてもらうことができる。もし何も質問するような問題が無い場合は、先ほどの内容がよくわからなかったと言って、教師にもう一度繰り返させればよい」と書かれていた。

これが「壊しても飽き足らない人」なのかどうかはわからないが、授業に参加している人なら誰でも知っているように、毎回の授業で質問できるチャンスはとても少なく、そして非常に貴重だ。もし知識を求めるためではなく、質の高い質問はないものの、先生への印象を深めるためだけならば、授業が終わってから廊下で先生と話すチャンスをうかがえば、相手に与える印象もさらに深まるだろう。それに皆の貴重な授業時間を無駄にすることもない。上述のような行為は教師とその他の生徒にとって迷惑以外の何物でもないからだ。

すでに何年もの間、中国人は皆、前へ前へと足早に進みながら、毎日ほとんど変わりの無い世界で暮らし、生活のために何かを奪い、全力を尽くし、声をからして、まるで窮地に身をおく人のように、必要のない重荷を全て投げ出し、全力で奪うことを続けてきた。その結果、ある日ふと振り返ってみると、とても多くの物を失ってしまったようだと気づいたのだ。この喪失感を恐れるあまり、中国人は焦って探し求め始めている。ドイツの職人精神、日本の礼儀、イギリスの優雅さ、ニュージーランドの牧歌的な田園。しかしこれらは実は中国人の伝統の中にもともとあったものであるということを見落としている。しかも中国人がかつて受け継いできたものは、かの国々が持っているものよりもさらに純粋で成熟していた。「古くからの文明の国」という名は決して適当につけられたものではなく、五千年の文明の歴史はそう簡単に今日まで伝承されてきたのではないのだ。

だから中国人はあちこち探し回る必要などない。落ち着いて心の奥底と脈々と流れる血液に秘められた声に耳を傾ければ、再び大国としての自信とあらゆる伝承を取り戻すことができるだろう。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年4月13日

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