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パンダ人気再来 韓日などの国の観光・経済にも大きな恩恵
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· 2023-03-27 · ソース:人民網 |
タグ: パンダ;観光;経済 | 印刷 |
日本の関西大学の宮本勝浩名誉教授は、「『香香』がもたらした経済効果はおそらく600億円から650億円になるだろう」との見方を示した。比較してみると、野球日本代表(侍ジャパン)が第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での優勝は、約650億円の経済効果をもたらすとの試算がある。しかし侍ジャパンには約30人の選手がいるが、「香香」はたった1頭でほぼ同じ経済効果をもたらすのだ。
スコットランド「パンダとお別れ」グッズがあっという間に売り切れ
スコットランドのエディンバラ動物園で暮して12年になる「陽光」と「甜甜」が、今年10月末に中国に帰ることになった。お別れを記念して発売されたグッズはあっという間に売り切れたという。
11年1月、2頭は機体にパンダがペイントされた専用機「FedEXパンダエクスプレス」に乗って英国にやって来た。同園で暮すようになると、現地の飲食産業と観光産業に大きなリターンをもたらした。同園のまとめた統計では、2頭がやってきた年に年間来園者数はそれまでの約53万人から81万人に増加した。それから10年間、同園はスコットランドでエディンバラ城に次いで観光客の多い人気スポットになった。
スコットランド王立動物学会の最高責任者のデビッド・フィールド氏は、「『陽光』と『甜甜』は英国唯一のペアのパンダで、100万人単位の人が2頭を見にやって来たことは、このあたりの野生動物保護基金にとって直接的な大きなサポートになった」と述べた。
やや残念なことに、同園のたびたびの努力にもかかわらず、「陽光」と「甜甜」は次世代を産み育てることはできなかった。経済的観点から見ると、パンダの赤ちゃんは現地に少なくとも4800万ポンド(1ポンドは約160.0円)の利益をもたらすことになる。フィールド氏は、「2頭のパンダは生物多様性を保護することがどれほど困難で貴重なことであるかを外部の世界に伝えるものであり、生態保護の重要性を人々に認識させるものだ」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年3月27日
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