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米テスラの上海工場、操業再開後に1万台超を製造
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· 2022-05-11 · ソース:人民網 |
タグ: 自動車;テスラ;経済 | 印刷 |
乗用車市場情報連席会がこのほど発表した中国の自動車販売量データによると、今年4月には、米国の電気自動車(EV)メーカーのテスラの販売量が1512台に達し、全車両が中国国内で引き渡しされたという。自動車産業が全体として低迷した4月のテスラのこの引き渡しデータは大きな注目を集めた。
テスラの工場「ギガファクトリー」がある上海市浦東新区の呉強副区長は、「テスラが4月19日に操業を再開してから、まだ完全には回復していない中で、4月30日時点でラインオフした完成車は1万台を超えた」と述べた。
2022年1-4月、ギガファクトリーは完成車18万3686台を引き渡しし、これは前年同期の引渡台数の1.7倍以上に当たり、2020年の通年の引渡台数も超える数字だ。
ギガファクトリーは4月19日に相次いで生産を再開し、現在はリスクコントロールが可能ということが保証される前提で、部品などの供給から製造、輸送、引き渡しまで産業全体をカバーする再稼働の道のりを少しずつ歩んでいる。
産業チェーンの川上から川下に至る企業が多く関与し、どの部分が欠けても車両をラインオフすることのできない完成車メーカーにとって、サプライチェーンのスムーズな流れと物流の保障は極めて重要だ。ギガファクトリーのサプライヤーは中国全土に分布して数百社を数え、さらに海外からの供給もある。中国(上海)自由貿易試験区臨港新エリアとテスラは業務チームを結成し、操業再開を効率よく推進し、さらには重要部品と倉庫・物流など産業チェーン全体が協同した操業再開を牽引する。
現在、長江デルタ地域の協同によって、重要な生産資材の供給保障能力が拡大を続けており、国境を越えた物流の効率も徐々に向上している。テスラの大量の完成車がスタンバイして出荷の時を待っている。
テスラの「グローバル輸出センター」としてのギガファクトリーは、中国での引き渡し量が徐々に増えると同時に、一部の輸出車両の製造も手がけている。すでに一部の車両がアジア・太平洋地域に運ばれているところで、そして大量の車両が近く船舶に積み込まれて欧州などに運ばれることになっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月11日
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