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頻繁に足を運び「楽しさ」を買うZ世代の2021年観光
  ·   2022-01-06  ·  ソース:人民網
タグ: 若者;観光;経済
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2021年の観光のキーワードについて語る時、テーマパークが一角を占めることになるだろう。頻繁に足を運び、攻略法を発信し、グッズを買うなど、至るところにZ世代(1995年から2009年生まれの世代)の姿が見られる。没入型の双方向体験、周到で専門的サービス、よくできたグッズをそろえたテーマパークは、彼らにマイナスの感情を解消し、自分を楽しませる「魔法」をかけ、単なる観光産業のアクセスを集める存在になっただけでなく、さらに若者が「楽しさ」を消費する新たなスタイルになっている。新華社が伝えた。

Z世代の楽園

北京の気温が0度近くを行ったり来たりする中、ユニバーサル・スタジオ・北京に足を踏み入れると、話題のスポットにやって来た若者は足取りも軽く、異なる園内のエリアを楽しく移動した。ユニバーサル・スタジオ・北京に来るのは2回目という「95後(1995年から1999年生まれ)」の徐淑敏さんは、「再訪したのは楽しさの毒に当たったから。最初に来たのは国慶節(建国記念日、10月1日)の連休の時で、10時間ぶっ通しで遊んだけれど、まだまだ遊び足りなかった」と話した。

徐さんのケースに似ている若者は少なくない。ますます多くの若者が中国の大半の国土を移動し、話題のテーマパークを訪れ、「楽しさ」を買おうとしている。

前瞻産業研究院の「中国テーマパーク産業発展モデルと投資戦略プランの分析報告」によると、テーマパークのリピーターは若者層(17-26歳)の占める割合が60%に迫る。学生の割合が最も高い34.69%、次は会社員の35.21%、自由業の14.80%、起業家・自営業者の11.22%となっている。

テーマパークのリピーター市場の中心は学生と会社員だ。学生は余暇時間が比較的多く、テーマパークのような観光スポットに対する関心が高い。一方で、会社員、専門的技術者は仕事にかかる圧力が大きいため、リラックしたい、ストレスを解消したい、生活のリズムを調節したいという一定のニーズがあると考えられる。

何度も足を運び、「楽しさ」のためにお金を使いたい

話題のテーマパークに夢中のZ世代は、「テーマパークはマイナスの感情を解消し、自分を楽しませる『魔法』をかけてくれる。キャラクターがいて、没入型の心のこもったサービスがあって、自分たち若者を『武装解除』させて、つかの間、何の心配もなかった楽しい子ども時代に連れ戻してくれる」としている。

中国テーマパーク研究院の林煥傑院長は、「テーマパークの双方向のストーリーは観光客にとって一種の『夢を紡ぎ』、『夢を叶える』プロセスだと言える」との見方を示した。

21年5月、中国観光研究院は「素晴らしい生活を共同建設・楽しい観光を共有――上海ディズニーリゾート楽しい観光トレンド報告」を発表した。それによると、テーマパークはあらゆる年齢層の観光客を楽しませるもので、ディズニーの観光客では、家族旅行の占める割合が最も高いほか、20-30歳の子ども連れでない観光客が半数近くを占め、子ども連れでない30-50歳の割合も30%を超え、シルバー族のディズニーファンも少なくない。一日の観光体験から高頻度のリピーターまで、映し出されるのは若いディズニー好きとテーマパークとの感情的な結びつきがどんどん強まっていることだ。

テーマパークのグッズは高価なものが多いが、Z世代は「楽しさ」のためなら喜んでお金を払う。彼らにとって、グッズは自分に寄り添ってくれるもの、心をいやしてくれるものであり、実際の価値を超えた感情的な価値を持つ。林氏の観察によると、若者には楽しかった時間を思い出させてくれるものが側にあることが必要で、テーマパークのグッズはニーズにぴたりとはまるという。

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