インターネットマーケティング担当者：「選ぶのが難しい」問題を解消

秋になったばかりの頃、00後（2000年代生まれ）のライブ配信パーソナリティの小婉さんは、ライブ配信先のネットユーザーたちに向けてダウンジャケットの試着をスタートし、インターネットマーケティング担当者としてこの業界で仕事を始めた。

インターネットマーケティング担当者とは、デジタル化情報プラットフォームでネットワークを運用し、企業が打ち出す商品のマーケティングやPRを行う人のことを指し、ライブ配信販売員もその中の1つだ。昨年末まで、小婉さんはよくいる試着モデルの1人に過ぎなかった。「ライブ配信のことを勉強し始めるまでは、ライブ配信パーソナリティが職業になるなんて思いもしなかった」という。

現在、プロのインターネットマーケティング担当者になるには研修を受けなければならず、受けなければ仕事を引き受けることはできない。ファッションデザインとコーディネートの基礎知識の勉強から、ライブ配信でのマーケティングのための話術を身につけるに至るまで、関連する研修システムはすでに整ったものになっている。小婉さんは、「3ヶ月の研修が終わると、1分間で1枚の洋服のおすすめポイントを全部言えるようになった」と振り返った。

業界関係者は、「インターネットマーケティング担当者は徐々に相対的に安定した職業になっている。ライブ配信の大きな流れはまだ続いているが、インターネットマーケティング担当者の未来はライブ配信パーソナリティだけに限られるものでは​ない」との見方を示した。（編集KS）

「人民網日本語版」2020年12月29日