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「友情の輪」をさらに拡大するために中国はどうするか?
  ·   2020-12-15  ·  ソース:人民網
タグ: 対外開放;RCEP;経済
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第5回「1+6」円卓対話会がこのほど開催され、出席した国際経済機関の責任者は、「多国間主義を共同で支持し、世界の発展と繁栄を促進する」とした。第14次五カ年計画がまもなく始まろうとしている中、中国はこれからどうやって「友情の輪」をさらに拡大するか。高い水準の対外開放をどのように推進するか。対外経済貿易大学の崔凡教授がこのほど、こうした問題をめぐり、取材に答えた。新華社が伝えた。

11月15日、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が調印された。8年にわたる交渉を経て、世界最大の自由貿易圏がついに誕生を宣言し、正式にスタートすることになった。

「RCEPは高い標準の協定であり、今後さらに高い標準の協定を締結するための起点である」。国際経済貿易を20年以上研究してきた崔氏はこのように述べた上で、「一方で、協定に組み込まれた減税措置により地域内で最終的にゼロ関税を達成する製品数は90%を超え、もう一方で、協定にはEC、競争対策など新たな分野の新たなルールがたくさんあり、これらはアジア太平洋地域の安定と最適化、特にアジア地域のバリューチェーンの安定と最適化に、積極的な役割を果たすことになる」との見方を示した。

崔氏は、「RCEPの調印は、反グローバリゼーションの背景の中、多くの国に貿易・投資自由化を願い、堅持する姿勢が存在することを明らかにした。中国にとって、RCEP調印の成功は、国際経済貿易協力と制度型開放が新たな進展を遂げたことを体現するものだ」と述べた。

第14次五カ年計画がまもなく始まる。中国はどうやって「友情の輪」を拡大し続けるのか。

崔氏は、「RCEPを基礎として、中国は今、一連の交渉を積極的に進めている。これには中日韓自由貿易協定(FTA)の交渉、中国・欧州投資協定の交渉、その他のさまざまなFTA交渉の加速的推進などが含まれる」と述べた。

崔氏の説明によると、中日韓FTAの交渉では、中国はRCEPを通じて初めて中日間の自由貿易パートナーシップを構築した。これは中日韓3ヶ国のこれからの交渉の基礎を固めた。中国とニュージーランドとの間にもFTAが締結され、今はさらなるバージョンアップを進めているところだ。中国と欧州の間では、中国はこれまで欧州連合(EU)加盟国と多くの二国間投資協定を結んだが、いずれも伝統的な投資保護協定だった。今はEUとともに推進する投資協定交渉においてネガティブリスト方式を採用し、中国・欧州間の投資の自由化・円滑化をさらに促進しようとしている。

これと同時に、中国は環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CRTPP)への加盟について、積極的で開放的な姿勢を取っている。

崔氏は、「CRTPPへの加盟は、中国がより高い標準の貿易投資ルールに積極的に合わせようとする態度の表れだ。CRTPPの中の多くの条項は中国にとって難度の高いものだが、決して乗り越えられないものではなく、中国の開放型経済の構築を一層バックアップすることにもなる」と述べた。

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