中文 | English | Français | Deutsch
 
 
ホーム 政治 経済 社会 中日交流 文化 文献 特集
ホーム >> 経済 >> 本文
  • descriptiondescription
438万人がオンラインでミニブタ鑑賞 ペット動画が新経済を生み出す
  ·   2020-10-28  ·  ソース:人民網
タグ: ペット;ライブ配信;経済
印刷

ペットライブ配信が盛んになってペットの日常的な消費が急増しただけでなく、ペットの誕生日を祝ったり、結婚式を挙げたりするのも珍しいことではなくなった。秦さんの家のブルドックは最近、3歳の誕生日を迎えたところだ。秦さんは、「シャンプーに連れて行って50元、ペット用ケーキが188元、さらに部屋を装飾して、この子の写真をプリントして、誕生日のポスターを作った。今年の誕生日には500元近く使った」と振り返り、「以前はペットの誕生日を祝うなんて考えもしなかったけれど、TikTokで小さなワンちゃんの誕生日の動画を見て、いろんなアイディアが芽生えてきた。次はこの子に心温まる結婚式を挙げてあげたい」と話した。

ペット消費高度化の背後には、消費意識の変化と感情面でのニーズがある。ペット消費をする人の多くは80後(1980年代生まれ)と90後(1990年代生まれ)で、彼らは一定の消費パワーを備えるだけでなく、ペットを家族と考える。「2019年中国ペット業界白書」の研究結果によると、ペットの飼い主の59.1%がペットを自分の子どもと考えているという。ペット消費は「家族への愛」を物質的に表現したというだけでなく、自分のある種の感情的ニーズを満たすものであり、また暮らしの中で感じるマイナスの感情を和らげてくれるものでもある。

市場規模は3兆1185億円を超える

同白書によると、19年に全国都市部で飼われている犬・猫は9915万匹に上り、消費規模は2千億元(約3兆1185億円)を超えた。この千億元規模の市場が今もなお発展を続けている。

オンラインフードデリバリープラットフォーム「Eleme」が発表した「2020年ペットデリバリー報告」では、過去1年間に、Elemeのペット用デリバリー注文が前年比135%増加し、注文1件あたりの平均消費額は125元だった。キャットフード、ドッグフード、猫砂、ペット用缶詰、ペット用おやつなどの売上増加率は100%を超えたという。ここからわかるのは、人々がペットのためのオンラインショッピングをますます喜ぶようになったこと、ペットのためなら大枚をはたいても構わないと考えるようになったことだ。

ペット用デリバリーだけでなく、ペット業界のメディア企業も同じように発展を遂げている。星寵秀(ペットスター)はペットの動画を専門的に制作し、ネットで人気のペットをプロデュースする企業だ。同社が発表したデータをみると、20年の同社の売り上げは4倍近く増加している。今後は、個人メディアプラットフォームではTikTokか小紅書を中心にしつつ、bilibili(ビリビリ)と快手とも提携する。小紅書で協力にサインしたペット用アカウントはすでに800個を超えたという。

だが、過熱気味のペット市場だが冷静に眺める必要もある。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、ペットのトリミングや医療サービスを提供する店舗の多くが大きな打撃を受けた。業界関係者は、「ペット業界は今なお内部や外部でさまざまな問題に直面している。この業界に携わる人はオンラインでのサービス提供へのモデル転換のチャンスをつかんだ人しか、ボーナスを享受することはできないだろう」との見方を示す。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年10月28日

前のページへ12
シェア:
リンク  

このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。


住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
  京ICP备08005356号 京公网安备110102005860

中国語辞書: