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中国がデジタル人民元テスト WeChatとアリペイより便利?
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· 2020-10-16 · ソース:人民網 |
タグ: デジタル;人民元;経済 | 印刷 |
ここ数日、デジタル人民元の紅包(ご祝儀)が「バズって」いる。深セン市では5万人に200元(1元は約15.7円)の紅包が当たり、デジタル人民元を一番最初に使える幸運に恵まれた。中国新聞網が伝えた。
「デジタル人民元ってどんなもの?」、「どうやって使うの?」、「微信(WeChat)や支付宝(アリペイ)よりも便利なの?」と、みんな好奇心でいっぱいだ。ここでは、デジタル人民元がどんなものかみてみよう。
5万人にデジタル人民元の紅包
深セン市ではこのほど、デジタル人民元のテストが行われ、このテストで使える紅包として、参加を申し込んで当選した市内在住者に総額1千万元に上るデジタル人民元が配られた。
テストには最終的に191万人が申し込み、抽選により5万人が当選し、当選の確率は2.6%だった。この数字から、デジタル人民元に対する人々の熱い期待がうかがえる。
紅包の受け取り方は非常に簡単だ。当選した周さんによると、当選のショートメッセージとともに送られてきたリンク先にアクセスして、デジタル人民元のアプリケーションをインストールし、携帯電話番号を打ち込むと登録が完了し、個人用デジタルウォレットが作成される。このウォレットにデジタル人民元200元の紅包が振り込まれたという。
注意しなくてはならないのは、銀行によってデジタル人民元のベースカラーが異なることで、たとえば中国建設銀行は青、中国農業銀行は緑、中国工商銀行と中国銀行は赤がベースになっている。
デジタル人民元アプリをみると、上にスクロールすれば支払い、下にスクロールすれば受け取ることになっており、右上の角にはQRコード読み取りのアイコンがある。ユーザーが業者側の受け取りコードをスキャンするか、業者側がユーザーの支払いコードをスキャンすると支払いが完了する。
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