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1人用のヘルスポット、ヨーグルトメーカー…小型家電が人気のわけは?
  ·   2020-09-07  ·  ソース:人民網
タグ: 家電;消費;経済
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ネットで人気の小型家電はなぜこれほど人気?

業界の専門家は、「ネットで人気の小型家電の流行は現代の人々の暮らしの中でうまれた新しいニーズ、新しい変化によりよく応えるものだ」との見方を示した。

速さと特定の用途——小型家電は特定の使用場面と特定の層に焦点を当てる。例えば多機能ホットプレートは、焼く、煮る、あぶる、炒める、蒸すなどの機能を一体化し、1人分から2人分の容量で、火を使えず、キッチンが狭い消費者にぴったりの商品だ。スチーマーは多くのメーカーから、携帯式、コードレス式、ダニ除去ができ、殺菌消毒ができるもの、出張や旅行に持って行きやすいものなどが出ている。1人用の電気ランチボックスは、コンセントに差し込めばすぐに加熱し、小型で持ち運びしやすく、サラリーマンにぴったりだ。ミニ洗濯機は、場所を取らず、十分な機能があり、賃貸で一人住まいの若者にふさわしい。

商品の種類がどんどん細分化している。キッチン家電の場合、これまでの電気炊飯器、電気ポットからホットサンドメーカー、電気マグ、豆乳メーカー、ミキサー、コーヒーメーカーへと細分化し、キッチンのあらゆる場面をほぼ網羅する。天猫(Tmall)のキッチン家電業界運営担当者の朱明■(王へんに旋)さんは、「ここからわかるのは、キッチン用品に対する人々のニーズは今や最も単純で基礎的な機能だけに限らなくなったこと、より専門的で多様な方向へと発展していることだ」と述べた。

見た目がよく、雰囲気があること——商品のデザインがより重視されるようになった。たとえばある折りたたみ式スチーマーの場合、ブルーの丸みを帯びたデザインで、かわいらしいロボットのようにみえる。多くのブランドが外観によく知られたイメージキャラクターをあしらって、消費者の関心を呼ぼうとしている。

オンラインで、「種草」を利用する——商品はオンラインでのマーケティング、ターゲットを絞り込んだマーケティングを重視する。若い層に的を絞り、インターネットのオンライン販売ルートを占領するというのが、多くの商品の主なマーケティング戦略だ。小熊電気を例にすると、オンライン業務が売上全体に占める割合は90%に上る。感染症対策期間中には、オンラインに集中する流れが一層明確になった。微博(ウェイボー)、小紅書、ショート動画共有の抖音(TikTok)などのプラットフォームでは、ネットで人気の小型家電に関する「種草」(ネットユーザーがネットで商品情報を共有したり商品をすすめたりして、見ている人の購買意欲をかき立てる行為を指す)が頻繁に見られ、ライブコマースはネットで爆発的な人気を獲得するたくさんの商品の登場を後押ししている。

上海法律・金融研究院の劉遠挙研究員は、「小型家電は現代社会のますます小規模化する世帯構造により適しており、資源の無駄も防げる。より多くの『90後』の層が働くようになり、独立して生活するようになり、彼らが新しい美意識とより高い消費能力を身につけるようになると、こだわりのある商品を購入して自分の個性と暮らしへの向き合い方を示す傾向が一層高まるだろう」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年9月7日

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