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1人用のヘルスポット、ヨーグルトメーカー…小型家電が人気のわけは?
  ·   2020-09-07  ·  ソース:人民網
タグ: 家電;消費;経済
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ミニ炊飯器、1人用のヘルスポット、小型洗濯機、ヨーグルトメーカー、ノンフライヤー……ここ数年、見た目がよく、機能に優れ、社交的な属性が高いネットで人気の小型家電が、オンラインマーケティングを通じて徐々に売上を伸ばしている。従来の家電メーカーも小型家電の新ブランドも、インターネットに目を向け、ネットワークの「急行車線」を走るのが家電産業の共通の選択となっている。人民日報海外版が伝えた。

小型家電市場が人気爆発

北京の企業で働く90後(1990年代生まれ)の陳薇さんは最近、自分で朝ご飯を作るのが習慣になった。新しく購入した朝食メーカーを利用すれば、3分でホットサンドを作り、1分で卵を焼き、ジューサーでジュースをしぼり、栄養満点の朝ご飯ができあがるという。「こうやって朝ご飯を作れば、時間がかからないだけでなく、健康的で安全だし、こだわりのある暮らしをしたいという願いもかなう」と陳さん。

朝食メーカー、ジューサー、ヘルスポット……従来の冷蔵庫、エアコン、洗濯機といった暮らしに欠かせない大型家電に比べ、こうした機能が細分化した小型家電が最近、ますます多くの消費者の間で人気となっている。小型家電は暮らしの中の細分化された場面に焦点を当て、特定の層のニーズに応えている。特に新型コロナウイルス感染症が「おうち経済」に火をつけると、こうした小型家電のSNS、ライブ配信、動画配信プラットフォームでの「出演率」が非常に高くなり、「ネット小型家電ブーム」を引き起こした。

ネットで人気の小型家電は、実際どれくらい人気があるのか。1組のデータがよく証明してくれる。全国家庭用電器工業情報センターが作成した「2019年中国家電業界年度報告」によると、19年の中国の大型家電製品の累計輸出額は257億2100万ドル(1ドルは約106.2円)で前年比1.01%減少した。一方、小型家電製品の累計輸出額は324億ドルで同6.24%増加した。感染症の影響で、今年第1四半期(1-3月)には大型家電と据え付け型家電の売上高は減少幅が拡大したが、小型家電の減少幅は小さく、一部の代表的メーカーには売上高が大幅に増加したところもある。例えば小熊電器の同期売上高は同17.32%増加し、新宝電器の同期売上高は同4.05%増加した。また阿里巴巴(アリババ)が発表したデータによると、今年第1四半期のキッチン用小型家電の売上高は139億元(1元は約15.5円)に達し、同15.8%増加した。

市場の活況がより多くの小型家電の誕生を促した。ここ数年、キッチン・バス・トイレ、個人用スキンケア、生活シーンに対応した小型家電の新製品が次々登場している。たとえば老舗キッチンツールブランドの九陽が、最近はジューサー、ノンフライヤー、フードプロセッサーなど一連の小型家電の新製品を発売した。九陽ECセンターの潘志峰製品運営ディレクターは、「容量が小さく、見た目がよく、操作が簡単で、収納も楽なキッチン用小型家電がここ数年、大人気となり、使用する場面もどんどん広がって、キッチンからリビングへ、オフィスからホテルへ、家の中から旅行先へと広がっていることに気づいた。消費者の使用に際しての嗜好の変化に常に対応していきたい」と述べた。

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