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中国アイス市場の規模2.1兆円超 チャンスはどこに?
  ·   2020-08-19  ·  ソース:人民網
タグ: アイスクリーム;アイス;経済
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中国アイスクリーム市場研究センターがこのほど発表したところによると、2019年に中国の全国アイスクリーム市場の規模は1380億元(1元は約15.2円、約2兆1000億円)に達し、世界一の消費国になった。それでも1人あたり平均水準は米国やスイスなどの先進国よりかなり低く、ここからアイス市場には引き続き大きな発展の可能性があることがわかる。「工人日報」が伝えた。

昨年の夏、中国アイス市場は全体として爆発的発展期を迎えた。データをみると、18年にはオンラインのアイスブランドは60社余りに過ぎなかったが、19年は100社を超え、現在は150社あまりに増加した。熱い市場の背後には、商品、価格、ルート、マーケティング方式などでのアイス業界の全面的な高度化があり、国産アイスは「1本1元」という安価なイメージを打破しただけでなく、資本の注目も引き寄せた。だがそれにもかかわらず、ネットで人気者になったアイスの多くは人気を持続させることが難しいとみられる。

今ネット人気の商品はどれもみなファンベースのファンマーケティングやコミュニティベースのコミュニティマーケティングによって人気が出たもので、ライブコマースもネット人気商品の重要な販売手段だ。たとえば瓦の形をしたアイス「鍾薛高」(Chicecream)は高いスポンサー料を払い、ネット有名人の羅永浩氏がその第1回ライブコマースで初めて取り上げる商品になった。今年4月1日の羅氏のライブコマースでは、鍾薛高フレッシュシリーズのアイス2万2千個が売れ、売上高は227万5100元に達した。

鍾薛高ブランドの創始者である林盛氏は、「アイスは今や暑さ対策の範囲を飛び越えて、家庭の『おやつの選択肢』の一つになっている。高品質がもたらす高プレミアムもアイス販売ルートにより大きな粗利益を獲得する可能性を与え、販売ルートが市場で『ゲートキーパー(門番)』の役割を果たすよう推進した。今や全国では3元以下のアイスを探すのが難しいほどだ」と述べた。

林氏は続けて、「その背後にあるロジックはこうだ。鍾薛高などのネットブランドが中国アイス市場の上限を引き上げ、双黄蛋などのオフラインブランドが市場の下限を引き上げ、産業全体が高度化し、市場のパイも大きくなり、オンラインブランドもオフラインブランドも成長している。従来のアイス企業は粗利益率が低く、熾烈な価格競争が行われる悪循環に陥りやすく、またブランド確立とサプライチェーン最適化を進める資金がなかったが、資本が介入すればこうした問題をちょうどよく解決することができる」と述べた。

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