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日本の自動車メーカー8社全てが生産の一時停止を発表 自動車産業に与える影響をどう読み解くべきか?
  ·   2020-04-09  ·  ソース:北京週報
タグ: 自動車;サプライチェーン;経済
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山東省青島市の一汽解放青島自動車有限公司の溶接工場にて、スマート生産ライン上で溶接作業を行う産業用ロボット(写真=新華社提供)

突如として発生した新型コロナウイルスによる肺炎は多くの企業の運営リズムを乱し、世界的な新型肺炎の感染拡大は世界の製造業の生産に巨大な衝撃をもたらし、重要な製造業産業の一つとして、世界の自動車産業も「ストップボタン」を押すこととなった。

日本は世界三大自動車生産国の一つで、2020年2月に日本の自動車メーカー8社が世界で生産した総数は187万台と前年同期比で約15%減少し、3月の予測では生産台数がさらに減るとみられている。

世界の自動車産業が押した「ストップボタン」

現地時間4月3日、新型肺炎によってもたらされた世界的な需要低迷の影響を受け、トヨタ自動車は日本国内の5カ所の工場、あわせて7カ所の生産ラインを停止させ、その期間は最長で4月15日まで続く。報道によれば、生産停止期間のトヨタ自動車の減産規模は約3万6000台に及ぶ。

現在、海外からの部品供給量が減っていることに加えて、消費需要が世界的に落ち込んでいることから、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スズキ、スバル、三菱、ダイハツ自動車を含む日本の自動車メーカー8社が既に日本国内における自動車生産の停止を発表している。

アメリカの自動車メーカーのビッグスリーであるゼネラル・モーターズ、フィアット・クライスラー、フォードは3月18日に北米工場の一時閉鎖を決定した。ドイツの三大自動車メーカーであるフォルクスワーゲン、ダイムラー、BMWは次々とヨーロッパでの生産停止を発表した。世界の自動車産業はそのために巨大な衝撃を被っている。「日本経済新聞」の最新予測では、2020年の世界の自動車生産台数は前年同期比で40%近く減少する。

グローバルサプライチェーンが直面するさらなる衝撃

業務再開が徐々に進むに従い、世界の生産に対する中国の制約は次第になくなっているが、新型肺炎が日韓および欧米に広がることで、グローバルサプライチェーンはさらなる衝撃に直面している。

日韓両国での新型肺炎の感染拡大はサプライチェーンにおいても中国に影響を及ぼす。中国における多くの製造業の基幹製品・部品はいずれも日韓に依存している。自動車分野で中国が日韓から輸入している部品は主に変速機、ステアリング装置などハイテクを多く含み、付加価値の高い製品に集中している。日韓の企業がひとたび業務を停止すれば、世界の自動車のサプライチェーンはさらなる衝撃を受けるだろう。

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