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全面的・弁証的・長期的視点で中国の発展をみるべき
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· 2020-03-25 · ソース:人民網 |
タグ: 新型肺炎;企業;経済 | 印刷 |
中国は今、新型コロナウイルスによる肺炎の対策状況が好転を続け、生産や生活の秩序が急速に回復している。それと同時に、海外では感染症が拡大し、世界経済にマイナスの影響を与え、中国の経済発展に新たな課題をもたらしている。このような時には、「全面的、弁証的、長期的な視点で中国の発展をみる」こと、そうして当面の複雑な経済情勢を正確に把握することが必要だ。
中国内外のさまざまな要因の影響により、現在の中国経済にかかる下ぶれ圧力が拡大を続け、感染症が経済運営に大きな打撃を与えた。しかし総合的にみれば、中国の基本的な国民生活は力強く保障され、社会の大きな局面は安定を保ち、経済の長期的に好転する基本的側面と内在的な向上の流れは変わらない。中国には豊富な物質的・技術的基礎、および強大な供給力、適応力、修復力が備わり、国民経済は感染症の打撃を耐え抜き、総合的国力は「圧力試験」を乗り切った。これらは基本的な事実だ。
中国の発展を全面的にみるには、全体を把握し、重点を着実につかまなければならない。感染症の打撃は明らかだが、今年1-2月間の全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の生産額は11兆5千億元(1元は約15.6円)に達し、社会消費財小売総額は5兆2千億元を超え、固定資産投資は3兆3千億元を上回り、ここから中国経済の極めて大きな規模による優位性が変わっていないことがわかる。同時に、感染症対策の期間に、基礎工業と防疫物資は力強く保障され、国家経済と国民生活に関わる重要業界に生産の中断はなく、一部の業界は引き続き安定した成長を維持し、特にマスクや医療用防護服を代表とする救急物資と医療物資が生産能力も生産量も急速に増加した。生活必需品と公共事業に必要な物資は十分な供給があり、14億人の基本的生活は有効に保障され、消費財は全体として好調な伸びを維持し、需給関係が全体的なバランスを保ち、ここから強大な経済発展の強靱性に変わりがないことがわかる。
中国の発展を弁証的にみるには、発展の視点で問題をとらえ、危機の中にあるチャンスを把握しなければならない。感染症の打撃の中、一部の業界の企業や、特に新業態、新モデル、新製品が流れに逆らって成長を遂げ、ネットショッピング、生鮮食品EC、オンライン教育、オンライン診療、テレワークといった新興サービスのニーズが急速に拡大し、一部の技術のウェイトが高い製品の生産量も流れとは逆に増加した。これは、新たな原動力が急速に成長する勢いは変わらず、短期的な圧力をモデル転換・高度化の原動力に転化することは完全に可能だということを物語っている。同時に、感染症対策の成果が固まった後には、中国の発展の内在的な原動力が絶えず発揮されるようになり、これまで「一時停止ボタン」を押されていた経済活動が次は「再生ボタン」や「早送りボタン」を押されるということもわかる。
中国経済の長期的に好調さを維持するという基本的側面は、基本的な国情、発展の基礎、発展段階、発展環境、発展のポテンシャルと原動力、体制的・制度的条件、発展戦略、マクロ政策、発展目標などが相まって形成されたものであり、感染症の打撃によって変化することはない。中国経済の規模は今や100兆元に迫り、中国は世界最大規模の中所得層と1億を超えるマーケットエンティティを擁し、全工業分類をカバーする唯一の国であり、感染症が中国の長期的で安定した発展という着実な基礎を動揺させることはない。前進の道のりの中で、中国には改革開放以来積み上げてきた豊富な物質的・技術的基礎があり、極めて大規模な市場の優位性と内需のポテンシャルがあり、膨大な人的資本と人的資源があり、豊富なマクロ調整の経験と十分な政策のゆとりがある。中国はさまざまなリスク・挑戦に打ち勝ち、発展の主導権をしっかり握り続けることができる条件が整い、能力があり、自信がある。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年3月24日
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