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国連が全世界の学生に推奨した釘釘 続々ツッコミが入るのはなぜ?
  ·   2020-03-17  ·  ソース:人民網
タグ: アプリ;新型肺炎;経済
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阿里巴巴(アリババ)集団傘下のスマートテレワークプラットフォーム・阿里釘釘(DingTalk)がこのほど国際連合に推薦された。

新型コロナウイルスによる肺炎が世界的に拡大する中、国連教育科学文化機関(UNESCO)は目下の情勢を踏まえて13日、世界39ヶ国・地域の学生4億2千万人にオンラインで学習を続けるよう呼びかけ、在宅学習プラットフォームの1つとして釘釘を推薦した。

すると多くのネットユーザーから次々に「ツッコミ」が入り、「これって世界中の小学生が星1つの低い評価をすることになると思うけど……」といった声が聞こえた。

釘釘中国版は小学生から激しい「ツッコミ」

さきに中国の教育部(省)が登録済み教育用アプリケーションの第1弾を発表し、そこには釘釘も入っていた。

ここ1ヶ月ほどの間に、全国各地では小中高校、大学が相次いでオンライン授業をスタートした。データをみると、全国で14万校の290万クラスが釘釘で授業を行い、全国30省(自治区、直轄市)以上の学生1億2千万人をカバーした。

これまで確かなサービスで社会的にも認められていると自負していた釘釘は、まさかダウンロード件数が11億回に達しているにもかかわらず、総合評価が星1つという低い評価になり、あっというまに評価が1ポイント近くまで落ちるとは予想だにしなかった。子ども達は冬休みにオンライン授業を受けなければならないのをいやがり、そこで集団で「闘う」ことにし、釘釘に相次いで低い評価をした。高い実力を誇るアプリケーションが、小学生が原因で危機対応のお知らせをし、イラストつきのメッセージを出して、5つ星の高い評価をお願いするようになるとは、夢にも思わなかっただろう。

釘釘は感染症の流行中にテレワークとオンライン学習の二本立てでデータ通信量が増大するのに対応するため、阿里雲(アリクラウド)でクラウドサーバー10万台以上を擁するまで配置を拡大していた。

釘釘日本版も星1つの「辛い評価」

感染症の影響で、日本でも3月初旬に会社や学校が休みになった。

3月1日、アリババ傘下の釘釘は日本語版のテレワークサービスを発表し、感染症流行中に社員や学生が家に「隔離」された日本の企業・学校などが正常な運営を行えるようサポートした。確かに、この中国発で高い機能を備えた「神アプリ」は一時は日本で人気が出た。

語学学校の東京コスモ学園はこのほど、釘釘を利用して在校生とWEB会議を行うというこれまでにない取り組みを打ち出した。学生へ、安全に気を配り、感染症への備えをしっかりし、アプリケーションソフトを利用して家で計画的に授業を受けるよう呼びかけた。校長はこの中国発アプリを非常に高く評価した。

ところが「風土になじめない」日本の多くの学生ユーザーは瞬く間に対応策を考え出した。彼らは次々にアプリを販売するショップにアクセスして、このアプリに星1つの低い評価をつけた。釘釘は日本で人気が出たと思ったら、評価は下がる一方で、現在は2.5ポイントまで下がっている。

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