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オンライン・レコメンド経済データ 月収1万元以下が7割超
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· 2019-11-14 · ソース:人民網 |
タグ: ライブ配信;人材;経済 | 印刷 |
つい先日の11回目のダブル11(11月11日のネット通販イベント)では、ネット有名人やスターが次々登場する商品PRのライブ配信が、このショッピングイベントをこの上もなく熱狂的にした。発表されたデータによると、8時間55分で、淘宝(タオバオ)のライブ配信経由の取引額が100億元(1元は約15.5円)に達し、業者の半数以上がライブ配信を通じて流れを引き寄せ新たな伸びを達成した。ここ1年間の間に、こうした「ショート動画+ネット有名人のライブ配信+EC」による「オンライン・レコメンド経済」が猛烈な勢いをみせ、社会現象と言えるほどのライブ配信パーソナリティーを生み出し、社会で幅広く話題になった。「河西都市報」が伝えた。
人材募集サイト・BOSS直聘が11月12日に発表した報告書「『オンライン・レコメンド経済』従事者現象ウォッチング」は、同経済の背後にいるより多くの従事者の実際の生活状況を記したもので、人材ニーズの状況、賃金、恋愛・結婚などさまざまな角度から分析を加えている。関連の調査対象は同経済の従事者2342人で、主にショッピング番組の司会、ビジネス、ショート動画の企画制作、仲介人、ライブ配信の運営など商品PR生態圏の中核的業務を担う人々だ。
広州と杭州でオンライン・レコメンド経済が熱い 上海は月収1.2万元
公開されたデータによると、2018年には淘宝(タオバオ)のオンライン・レコメンド経済の規模が1千億元を突破し、21年は5千億元に達する見込みだ。同経済の業界市場は爆発的に拡大し、大勢の人材を引きつけ、業界の平均収入の増加率は高い。データでは、19年の平均収入は1万570元に達し、18年より17%増加する見込みだ。
オンライン・レコメンド経済業界の人材ニーズ上位15都市をみると、広州が2位にやや差をつけて首位に立ち、ECの本拠地とされる杭州が2位、マルチチャンネルネットワーク(MCN)機関が集まる北京が3位、深センが4位だった。新たに加わった成都は5位で、トップレベルのMCN機関が多くあることが後押しした。国内最大の女性向けコスメ・ファッションMCN機関の「摩■(上と下が上下に組み合わさった字)視頻」や国内最大のグルメ垂直型MCN機関の「癮食文化」などは成都にある。
注目されるのは、人材ニーズ6位の上海は、関連ポジションの平均提示給与額がトップの1万2160元(1元は約15.5円)だったことだ。李佳▼(王へんに奇)の東家美ONEをはじめとするトップレベルMCN機関は月給が6万元を超えるポジションも多く、現地の平均給与水準を大幅に引き上げている。
月収1万元以下が7割超 半数は農村出身
データによると、オンライン・レコメンド経済従事者の一日あたり平均労働時間は8-12時間で、最長で10時間以上配信を続けたことがあるとした人は17.8%に上った。これはつまり、同業界従事者の多くは起きている時間のほとんどをカメラの前で過ごしているということだ。
こうした体力勝負、頭脳勝負のオンライン・レコメンド経済の戦いでは、二極分化の傾向が非常に顕著だ。同業界従事者で最高月収が1万元に届かない人は76.6%に上る。最低賃金に出来高を加えた賃金体系がオンラインレコメンドの成長にとっては非常に重要だが、各プラットフォームのアクセス数の大部分は少数のトップレベルライブ配信パーソナリティーに偏る傾向があり、発信者の多くは仕事がなくて困っている。同経済従事者のうち業界入りして半年未満の人が66.3%に上り、転職を検討中は58.2%に上り、この新興業界は大波にもまれながら淘汰されるのが日常になっており、やめるか転職するしかない人が大勢いる。
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