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ますます多くの日本企業が「輸入博の熱心なファン」に
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· 2019-11-08 · ソース:人民網 |
タグ: 中国国際輸入博覧会;日本企業;経済 | 印刷 |
「輸入博の人気商品」という立派な看板を掲げた醤油味アイス
昨年の輸入博で日本企業が打ち出した「人気のおやつ・醤油味アイス」が飛ぶように売れていた。この企業は元来は醤油の醸造元だったが、輸入博で大好評を博したことから、ビジネスが大きく発展し、醤油味アイスは「輸入博の人気商品」という立派な看板を掲げ、中国国内でも醤油味アイスを扱う店がすぐに登場した。
ここからわかるのは、輸入博というプラットフォームは、貿易の商談をする最良の場所であるだけでなく、ブランドを宣伝する最良の場所でもあるということだ。
日本のオムロン株式会社も同じように輸入博から利益を得た。昨年は医療機器・医薬保健と先端設備の2つの展示ブロックに出展した。中国人にとって、オムロンは医療機器を製造する会社に過ぎなかったが、輸入博で卓球ロボット「フォルフェウス」を華々しくお披露目し、そのことがメディアによって広く伝えられると、「ロボットも作っていたなんて」と人々を驚かせ、企業イメージが大幅に向上し、貿易取引量もそれにともなって増加した。こうしてオムロンは「輸入博の熱心なファン」になっていった。
小栗所長は、「第1回輸入博は企業のイメージアップやブランドの認知度向上で優れた役割を果たしたことから、今年2月19日に東京で第2回輸入博のプロモーションイベントを行うと、その1ヶ月後に、ジェトロには企業282社からの輸入博参加申し込みが寄せられた」と説明した。
第1回輸入博に出展した日本企業は、「輸入博は世界で初めて輸入をテーマにした国家級博覧会で、『世界から買い、世界へ売る』プラットフォームであり、レベルは高く、カバー範囲が広く、普通の専門的展示会では比較にならない」などと口々に賞賛した。こうした企業は出展資格を得たことを光栄に思い、「五輪参加資格を得たハイレベルのスポーツ選手になったような気がする」としている。輸入博に出展しなかった企業は同業他社のこうした評価を耳にして、第2回輸入博では争うように申し込みをした。
ジェトロは主に中小企業の誘致と企画を担当し、中小企業の出展申し込み手続きなどをサポートした。大企業の多くは第1回に出展して手続きをよく理解したため、第2回は自ら申し込みをする方法を選び、ジェトロのプラットフォームは利用しなかったという。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年11月7日
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