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中国経済における最大の産業となったサービス業
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· 2019-08-07 · ソース:北京週報 |
タグ: サービス業;中国経済;経済 | 印刷 |
生産性サービス業のめざましい発展は、中国が持つ潜在力の大きな国内市場、充分に整った製造システムと切り離せない。産業構造調整の深化と質の高い発展の推進に伴い、中国の生産性サービス業は融合化・デジタル化という2つの大きな特徴を現すだろう。
現在、世界の製造業はサービス化・スマート化・デジタル化への転換が加速し、サービス業が製造業から分かれていく流れは既に普遍的なものとなっており、製造業がバリューチェーンの高度化へと進むために、より多くの専門的なサービスによるサポートをもたらした。また、生産性サービス業をさらに発展させるために、政策による牽引効果を充分に発揮し、企業がイノベーション能力の向上に力を入れるよう奨励し、生産・製造と情報技術サービスの融合を加速させ、労働生産性と資源配置の効率を高める必要がある。
伸び続ける雇用吸収力
データによれば、1978年におけるサービス業の就業者数の比率は12.2%に過ぎなかったが、2018年末には46.3%に達し、雇用吸収が最も多い産業となった。今後のサービス業による雇用吸収は2つの大きな発展の流れを現している。
まず、急速に上向く流れは衰えないということだ。雇用安定や成長促進などの政策、世界最大規模の中間所得層による旺盛な需要、デジタル経済・プラットフォームエコノミー・シェアリングエコノミーなどの新たな業態は、サービス業の雇用吸収力を伸ばし続け、今後においてサービス業は引き続き雇用の新規増加を安定させ、経済繁栄を促進する役割を果たすだろう。
もう1つは、ハイレベルな人材が人気を博する流れだ。目下、飲食・家政・医療・配送などといった労働集約型のサービス業は雇用を吸収する主要な業種であり、法律コンサルティング・金融・知的財産権などのテクノロジー・資本集約型のサービス業は就業のハードルが高く、雇用吸収は比較的少ない。質の高い経済発展はより高い水準のサービス業とよりハイレベルな就業者を必要とするのだ。
「北京週報日本語版」2019年8月7日
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