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FRB利下げを受けて中国の金融政策はどこへ向かうか
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· 2019-08-05 · ソース:人民網 |
タグ: 金融;実体経済;経済 | 印刷 |
7月になり、人民銀はさまざまな金融政策ツールを総合的に運用し、流動性をタイミングよく適切に投入した。7月16日からは、5日連続でリバースレポを実施し、約5100億元を投入した。
リバースレポは人民銀が最近、流動性を供給する際の1つの手段に過ぎない。7月には、計4千億元に上る中期貸出制度(MLF)の操作をたびたび行った。サービス対象の県エリアの農村商業銀行に対して預金準備率を調整し、長期資金約1千億元を投入した。MLFに的を絞り2977億元の操作を行った。小規模企業を支援する再貸出の限度額を500億元引き上げた。
実体経済に金融面の十分な支援を提供しなければならないが、『湛水灌漑』のようなことはしてはならない。専門家は、「現在のような流動性が合理的なゆとりをもつ背景の中、実体ある企業は金融の『正確な点滴灌漑』が必要で、関係当局は資金の動きがスムーズでなく、金融の需給に構造的矛盾があるといった問題の解決に力を入れている」と話した。
人民銀はこのほど各銀行に対し貸出構造を調整・最適化し、製造業への中長期貸し出しとローンの割合を高め、小規模・零細企業への金融サービスを引き続きしっかり行い、現代化サービス業、農村新興、金融による貧困者支援など国民経済の重点分野と弱い部分への貸出支援を拡大することを求めた。
北京大学光華管理学院の唐遙准教授(応用経済学)は、「米国が利下げをした後、中国は供給側改革推進への決意を一層固め、各種政策ツールを総合的に運用して、適時に適切な逆周期の調節を実現し、力を集中させて質の高い経済発展を推進するべき」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年8月3日
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